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お江戸上野広小路亭 2022年10月8日 [落語]

お江戸上野広小路亭 2022年10月8日
於:御徒町 上野広小路亭

桂れん児『やかん』
三遊亭遊かり『堪忍袋』
桂南楽『狸札』
国分健二 漫談
春風亭小柳『新聞記事』
三遊亭遊馬『佐野山』
好田タクト 指揮者形態模写
桂小南『鰻の幇間』

今年はホントに遊馬師を聴く機会が少ない。
結構コンスタントに寄席でトリを取っているようだが、1日も土日にかかっていなかったり落協秋の新真打披露興行にぶつかっていたり。
ということで広小路亭に。

前座のれん児さん、『白山くんと三田さん』という漫画の主人公の白山くんがメガネを外したときに髪型含めてそっくり。この漫画シュールで面白いので好き。
れん児さん、最初はぎこちなかったが、ヤカンの講談部分ではスラスラと。

……遊かりさん、なんですかこのザマは。
遊雀師の緩急とか間とか一切なし、というか潰されていた。形だけは似ているが正直酷くてクスリともできなかった。
オチまで行かず、堪忍袋に悪態をついただけという中途半端なところでサゲ。おいおい。
あー来月の遊雀師との親子会予約したんだけどなあ。
もとより遊雀師に払うつもりだからいいんだけど、今日の出来だったら金は払えないよ。

南楽さん、のび太のような風貌で俯いて何やらゴニョゴニョ言っていて、よく聞き取れない。まあまだ二ツ目に昇進して間もないようだから仕方ないのかもしれないが。
こういうキャラで、噺に入ったらシャキッと変わるのかな? と思っていたらそんなこともなかった。
まあわさび師のような例もあるし、案外こういうタイプは化けるかもしれない。ごめん適当。

お目当ての遊馬師が出てきたときの安心感たるや。
あまり芸協に馴染みのない私からすると、よく知らない外国で「この国の料理あんまり口に合わないな……」と思っていたところにマックを見つけたようなもん。あーよかった、もう何頼んでも美味しいに決まってるって感じ。
まあ噺は『佐野山』なんで、遊馬師の寄席のスタンダードというか。他のネタも聴きたいなあ! ねえ! 頼むよ!

仲入りまで聴いたところで目的も果たしたので退出。


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