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遊馬百席 第115回 [落語]

遊馬百席 第115回
於:板橋 みやこ鮨

三遊亭遊馬『品川心中(上)』『品川心中(下)』『居残り佐平次』


昨日はらぐろ亭の打ち上げで夕方ぐらいから日本酒を呑んだからか、コタツで寝てしまう。コタツといっても床暖房の上に櫓とコタツ布団を掛けたものなので、冷える心配はないけれども背中や腰へのダメージがなかなか。さらに猫が動きを制限する位置に割り込んでくるので尚更。
相変わらず気分は沈んだままだけれども、少なくとも落語聴いている間は他のことは忘れられる。

前回はちょうどタイ旅行中だったので行けなかったのだが、大幅に時間オーバーしてしまい、会場の鮨屋の営業時間に突入して強制終了だったとか。そりゃレアだったなあ。
それを教訓としたのか、今日も大ネタなのでマクラをほとんど振らずに噺に入る。
今日は品川の廓噺の大ネタが二本。見世の名前は出てはいなかったが、若い衆の名前が共通だったりしてふたつの噺の舞台が同じかもと思わせてニヤリとさせられる。
『品川心中』では金蔵が親分のところに戻ってくる場面で一度区切ったが、そのまま続きを始めたのでほとんど通しと変わらない。
金蔵ののんきな感じが遊馬師のキャラとよく合っている。
下ではお染と親分とやり取りする中で、金蔵の弟役の芝居のクサさがたまらなくおかしい。
サゲは比丘尼ともちょっと違った形に。

『居残り』は特に佐平次が居残り稼業を始めてからの雰囲気がいい。なんだか暖かくて楽しそうな感じが伝わってくる。
こちらもサゲは「旦那の頭がごま塩」ではない形。やっぱり大ネタでもわかりにくいサゲはどんどん変わっていくんだなあ。
タグ:三遊亭遊馬
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