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第五十二回 一蔵ひとりの会 [落語]

第五十二回 一蔵ひとりの会
於:神保町 らくごカフェ

春風亭一蔵『ちりとてちん』『黄金餅』『大山詣り』

今日図書館に返さなければ本があったのだが、まだ半分くらいしか読んでおらず、後の予約も詰まってるので延長もできない。谷中から帰ってきてから大急ぎで読み、図書館へ行って買い物もして……といろいろと忙しくやっつける。
ここまでせわしなくしてまで落語行くことはないじゃないかとも思うが、一蔵ひとりの会は久しぶりだったので。
最近ずっと他の会とバッティングしていて行けてなく、先月のスペシャルにも行けなかった。なんだかんだでほぼ半年ぶり。

一席め、噺家の後輩たちと地元でバーベキューをしたときのエピソードを。ヤンキーたちに絡まれたそうで、一蔵さんが出て行こうとしたところを小辰さんたちに羽交い締めにされたとか。結局なな子さんがその場を収めたそうだが、「この話は半年くらいマクラで使いたい」とのことなので詳細は書かない。
噺はやはり梅雨時期にぴったりなのか、谷中に続いての『ちりとてちん』。
聴くたびに新しいヨイショが追加されていく。
そのわざとらしさがおかしい。

二席め、「勉強会にくるような落語好きのお客さんの前では有名過ぎる『ちりとてちん』は普段やらないんだけど、今日演る二席め三席めの噺が笑いどころがないので罪滅ぼしのつもりでやった」とのこと。確かに『黄金餅』はなあ……。
とはいえ、持ち前のエネルギッシュさと押しの強さのせいか、あまりグロテスクさは感じない。
言い立ては最初に冒頭近くで間違えて再チャレンジ。が、終盤近くでまた間違え、「ああ、もういいや!」と放棄。三席めのときに言っていたが、「〇〇町、〇〇町、〇〇橋を渡って……」とどこまでいっても同じようなフレーズが続くので覚えづらいのだそうだ。『金明竹』や『蝦蟇の油』のようにストーリーになっているのものであれは2日もあれば覚えられるそうだが、これはこの1週間ずっとやってきたのにダメだった、とのこと。

三席めの『大山詣り』も季節ネタ。昔は大山に登れるのは6月下旬から7月上旬までの間だったのだそうだ。なのでちょうど今の時期だったようだ。
乱暴者の熊は一蔵さんのキャラクターを活かした感じに。熊の逆ギレっぷりがおかしい。
確かにこの噺も笑いどころはあまりないかな。

終演後のお見送りで「あれ、痩せた?」と聴かれる。去年入院した影響でちょっとダイエットしたのだが、半年くらいで今の体重まで落としたのでそれ以降に会った人はあまり見た目変わらないと思うのですが……。
タグ:春風亭一蔵
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