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谷中はなし処 平成二十九年七月二十五日 [落語]

谷中はなし処 平成二十九年七月二十五日
於:千駄木 谷中はなし処

三遊亭まん坊『桃太郎』
三遊亭萬橘『うなぎ屋』
林家たけ平『竹の水仙』
オーパーツ コント
立川志の春『ちりとてちん』

雨。久しぶりに電車で行く。
会場の階段のところに「今月の花」としてひまわりが一輪いけてあった。こんなのあったっけ。
開始10分前に着いたらまん坊さんが始まったところ。前座は開演時間の前、という圓楽一門の伝統は他流派と一緒のときも変わらない。

萬橘師、階段の花はたけ平師によるものだという。「先月から始めたんですよ。先月からきっと金が入ってくるようになったんでしょうね」。たけ平師は他の会でも買ってくるのはいいけど、終わっても持って帰らないという。仕方ないのでいつも萬橘師が持って帰るのだが、萬橘師の娘さんが最近その花のことを「落語家の華」と呼ぶそうで、こないだは「落語家の華が枯れそうになってる!」と言われたという。
「縁起でもないので『落語家の華』じゃなくて『たけ平の華』と言いなさい」と言い聞かせたそうだ。
噺家という職業は簡単そうに見えるかもしれないが、実は難しいと訴える。「ここまで5分くらいしか話してないのに、こんなに噛んでる」。で、見てるだけなら簡単そうに見えるというつながりで『うなぎ屋』に。
うなぎ屋の主人がなんかけんか腰でどことなく偉そうなのがおかしい。

たけ平師、寄席サイズなのかポンポンとスピーディに話が進んでいく。
もったりしたところがなくて軽快。
とはいえ枝葉末節を飛ばしすぎて若干つながりが悪いというかちよっと説明が不親切になっているところがあったかな。

コントは透視師の萬橘師とその弟子の志の春さんのところにたけ平師が訪ねてくるというシチュエーション。
手ぬぐいで目隠しをして後ろを向いた萬橘師が、たけ平師が出した指の本数を当てる。目隠しをするときに加減がわからずに力一杯締めてしまい、萬橘師が「痛ーい! ……星が見える」と悲鳴を上げる。
最初はあからさまに志の春さんが萬橘師にサインを出していたのだが、途中からホントに当て始める。あれどうやってるんだろ。

志の春さんは季節ネタ。
お世辞の上手い男は口ではいろいろいいながらも何か目が笑ってない感じ。これはキャラクターというよりも志の春さんだからなのかな……。
一方口の悪い男の方のご馳走に対する反応は結構素直な感じ。
ちりとてちんはだいぶ飲み込むのに苦労をし、ちょいちょいご隠居が意地悪するのもおかしい。

結局せっかく電車で行ったのにほぼ雨は降らず。バイクで行けばよかったなあ。
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