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遊馬百席 第97回 [落語]

遊馬百席 第97回
於:板橋 みやこ鮨

三遊亭遊馬『長屋の花見』『かんしゃく』『厩火事』

一度家に帰ってブログを更新してから再度家を出る。
今日はなんだかやたらシュガーが甘えてきて撫でろ撫でろと要求される。それを断ることなどできないのでずっと撫でくり回していたら、あっという間に家を出る時間になってしまった。

一席め、今年もそろそろこの噺のシーズンになってきた。
ここ数年はなぜか『長屋の花見』より『花見の仇討』の方が多かった気がするが、今年は『長屋』から。
長屋連中が喜んだり怒ったり悲しんだりとくるくる感情が入れ替わるのが楽しい。
それを「この野郎……」といいながらも笑って受け流す大家もいい。

二席めの『かんしゃく』はネタおろしだそうだ。
高座では喜多八師でしか聴いたことがなく、あとは小三治師のCDくらい。
喜多八師はあの小さな体でケンケン小言を言っていたので癇の強い気難しそうな感じがしたが、遊馬師は体も声も大きいのでちょっとびっくりする。終わった後に遊馬師と話したときに遊馬師自身も「この噺引くよねぇ」と言っていた。
しかしその分おかみさんの実家の父親の優しい感じが引き立っている。
それにしても噺の内容は「男尊女卑だ」とか「時代錯誤だ」とか「女性差別だ」とかいわれそう。だからあまり掛からないのかな。

三席め、ちょうど一年前の「遊馬百席」でもかかった『厩火事』。
前回はおさきさんがモジモジとした感じだったが、今回は鬱陶しさのほうが強い感じ。
旦那の話を聞いて茶々を入れるところや、亭主との会話で「一緒に飯を喰おうじゃねえか」といわれたときのニカーっと笑う表情がウザおかしい。

明日からは池袋夜席のトリ。月〜金とはまた……。
でもトリなら8時過ぎだし、会社終わってからでも全然間に合いそうだからなんとか行けるようにしたいところ。
本当は7日に行こうかと思っていたら、7日は休みだとか。あっぶねえ。
タグ:三遊亭遊馬
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