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なかのらくご長屋 兼好毎月連続独演会 29年3月 [落語]

なかのらくご長屋 兼好毎月連続独演会 29年3月
於:中野 なかの芸能小劇場

三遊亭兼好『三人旅』
三遊亭兼好『明烏』

10時開演のこの会。
起きたら10時。
ぎゃああああああーーーー。
猫にご飯をあげるのもそこそこに、大急ぎで家を出る。
幸い環七が空いていて40分ほどで到着。最短。
が、もう一席めの最後の5分。それも兼好師では聴いたことがない、というか他の人でも掛かるのが珍しい『三人旅』。
痛恨っ……。まさに痛恨っ……。
落語会に遅れたりすっぽかしたりということはほとんどないのに、なぜこういうときに限ってレアネタに遭遇するのか……。
以前も時間を間違えて会を丸々すっぽかしたときは、そのとき未聴だった『紺屋高尾』が掛かっていた。ようやく聴けたのはそれから2年以上も経ってから。あああああ……。『三人旅』なんてもっとかかりそう……。

二席めは久しぶりの『明烏』。
これまで誰で聴いても町内の札付きの源兵衛と太助は「ふたりで一組」でどっちが話しているんだかわからなかったのだが、今日の兼好師ではそれぞれのキャラクターがしっかりと別れていて、どちらが話しているのかがはっきりと分かる。
また、夜が明けて源兵衛と太助がふたりで洗面所で話しているときに「珍談、珍談。若旦那納まったって」という台詞がある。これもまた誰がどんなタイミングで話してくるのかわからない台詞なのだが、今日の兼好師は「源兵衛が口をすすぎに行って、そのときに若い衆に聞いてきた」ということが明確にわかる。
これまでなんとなくウヤムヤにされていた噺のディテールがくっきりとし、より洗練されている感じ。
そうなると細かいくすぐりも、より噺を浮き彫りにする一助になっている。

傷心の心を抱いての帰り道、先日高円寺で見つけたタイ料理屋が近いことを思い出してバイクで向かう。
ああやっぱりタイ料理を食うと癒やされますなあ。ちょっとだけだけど。
タグ:三遊亭兼好
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