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第七回 後援会会員限定落語会 一之輔たっぷり [落語]

第七回 後援会会員限定落語会 一之輔たっぷり
於:鈴本演芸場

春風亭きいち『一目上がり』
春風亭朝也『やかんなめ』
春風亭一之輔『夢八』
三遊亭金馬『阿武松』
金馬師匠にお聞きします
春風亭一之輔『味噌蔵』

久しぶりに晴天になり、休日出勤もしなくていい。あーいい天気だなーどこかツーリングかドライブでも行こうかなーと猫のトイレを洗いながら考えていたのだが、うーん夜は「一之輔たっぷり」があるし中途半端な時間しか取れないなーとかうだうだ考えていたらあっという間に時間になってしまった。もったいないけどまあ仕方ない。
明日は特に予定もないし、カメラ持ってどっか行こうかなあ。

久しぶりに土曜に開催された後援会主催の会で、開始時間もいつもより早め。
その分ゲストも増え、トークコーナーも。

きいちさん、髪を横分けにして話し方もなんかやけに落ち着いてきているような感じ。

朝也さん、あまり聴く機会はないのだが、最近いつもこのネタに当たる気がする。
NHKの演芸新人賞を取ったネタだし、気合いが入っているということか。

一之輔師の一席め、「あまり鈴本じゃ演られない噺」とのこと。まあ首吊りの噺だしなあ。この噺自体あまり聴くネタでもないし。
八兵衛が大家から差し入れられた弁当を食べる場面があるのだが、がんもどきの食べ方がおかしい。なんつーか細かいネタなんだけど、よくもまあこういうくすぐりを考えるなあ。

金馬師は恥ずかしながら初めて。
俺こういう大御所全然聴いてないんだよなあ。
落語に入ったのが二ツ目の「ぽっどきゃすてぃんぐ落語」からだから、若手ばっかりなんだよね。
結局今のマイベスト3、兼好・遊馬・一之輔は全員その当時から好きな人たちだし。
さておき、やはり大御所と呼ばれる師匠はなんというか独特の空気がある。声を聴くだけで安心できるというか。
最後の阿武松の経歴のあたりはちょっとドタバタとしたが、後のトークコーナーで曰く「久しぶりに演ったんでね。それもご愛嬌で、一生の思い出にしてください」とのこと。

仲入り後のトークコーナーは本来サシだったらしいが、一之輔師のたっての願いで朝也さんも一緒に。
一之輔師がちょっと質問しただけで金馬師がずーっと答えていた。で、またこれが面白いんだ。
金馬師の生い立ちや弟子入りの経緯、過去の名人にから最近の若手についてなどについて語っていたが、さすが一之輔師曰く「リビングレジェンド」、非常に興味深い。これだけでも2時間聞きたいくらい。
最近の若手については「明るく楽しくやろうとしていてとてもいい」とのこと。「結局昔売れた人というのも明るく楽しく工夫していた。明るくなく売れた人ってのは黒門町の師匠くらい」だそうだ。ははあ。面白いなあ。
「下品なことをいって笑いをとるのはダメ」とのこと。一之輔師は何か思い当たるのかそっぽを向いて苦笑い。

一之輔師の二席め、イエスマンの番頭が、旦那がいなくなった途端の豹変ぶりが楽しい。
豆腐の存在を知らない手代を大きくフィーチャー。それにしても豆腐は知らないのに田楽は知ってるってすごい状況だな。

3時間の長丁場、相変わらず濃厚な会だった。
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