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第9回 要町落語会 小辰・さん光二人会 [落語]

第9回 要町落語会 小辰・さん光二人会
於:要町 要町一丁目会館

入船亭小辰『悋気の独楽』
柳家さん光『粗忽の釘』
柳家さん光『新聞記事』
入船亭小辰『明烏』

昼に彼女と一緒に散歩がてら駅向こうのトラットリアへ行く。
駅から結構遠いのに、開店15分後くらいには満席になっている。ピザやパスタ、鶏肉のグリルなどどれも美味しい。
その後バイクで会場まで。会場は昔ながらの商店街のような通りのなかば。途中道を間違えると一通地獄で会場へたどり着けない。ここも一通かよ! またここに戻ってきた! と延々繰り返し、もうめんどくせえ! とエンジンを切って近道を抜ける。もうやだ。かなりギリギリに着いて一番後ろに座る。

まずは小辰さん、後輩であるさん光さんをいじる。自分はファッションに疎いが、さん光さんはいつもオシャレで他人が着ている服のメーカー(「メーカー」というのもいかにもファッション興味がないかが分かりそうなものだ)を当てることができるし、自分で着ているものも洒落ている。水玉模様が好きらしく、今日は着物の下に履いていステテコまで水玉だった。ドットが小さいほどその日のやる気を表しているそうだが今日のステテコのはだいぶドットが大きかった、とのこと。
そこから自分に持っていないものを持っている人を見ると嫉妬する、という流れだったか嫉妬の話になり、『悋気の独楽』に。
旦那とおかみさん、小僧の定吉、お妾さんとキッチリと演じ分けられていて聴きやすい。
特に年増のおかみさんと色っぽいお妾さんで微妙に異なっていて芸が細かい。

さん光さんの一席め、「ステテコ見たいですか? じゃあちょっとだけ」と高座の上に立ち上がってチラリと見せる。確かにドットでかい。
「嫉妬の話をしてましたけど、あの兄さんには嫉妬しますよ、あんなにキレイに演られると。私は汚くしかできないんで。でも今日はちゃんとやります!」と小辰さんにライバル心を燃やす。
その言葉通りキッチリとした一席。おかみさんとの馴れ初めを語る場面が楽しい。

仲入りを挟んだ二席め、軽めでサクッとした感じの『新聞記事』。あまり各場面を引っ張らずにトントンと進む。

小辰さんの二席め、「キレイ担当です」。自分ではそんなつもりもないそうだが、「それしかできないので」。
これまたなんともキレイな感じ。なんつーかこれ二ツ目の芸かね。そこかしこに背後に扇辰師が見える。上手いなあ。
吉原というのがわかった後の若旦那の駄々っ子ぶりがおかしい。

帰宅中、また道を間違える。むーん。
まあ暖かくなってきてバイクも辛くないのでいいか。
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