遊馬百席 第74回

遊馬百席 第74回
於：板橋 みやこ鮨

三遊亭遊馬『新聞記事』『死神』『小間物屋政談』

寒くなってきて猫が固まって丸くなることが多くなってきた。ああかわいい。


一席め、マクラで国宝の神社で落語会をしたときの話を。トイレで用を足していたら紙がない、というありがちな話ではあるが、その後どうしたんだろう。
噺はスタンダードというか、まあよく聴く形。ネタおろしらしいので、これから遊馬師の色が着いていくんだろう。最近はガチガチの古典ばかりではなく、いろいろ取り組んでいるようだ。

二席めは本格古典を。
以前に独演会で聴いて以来か。
遊馬師の明るいキャラで死神をやると、妙な迫力がある。
やや細かい言い間違いなどが気になる。

三席め、『小間物屋政談』は久しぶりに聴く。
大家の軽いキャラクターが楽しい。けど人としてはダメな人だ。
それにしても落語の政談物は訴えの内容が小さい物ばかりでおかしい。職人同士の殴り合いとか道具箱返してくれないとか。こんなことに引っ張り出される大岡越前も大変だ。

後援会が制作している遊馬師の来年のカレンダーができていたので一部購入する。

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