SSブログ

遊馬百席 第68回 [落語]

遊馬百席 第68回
於:板橋 みやこ鮨

三遊亭遊馬『花筏』『阿武松』『片棒』

一席め、珍しくマクラを長めに。相撲や噺家たちの稽古の話など。
相撲の噺は遊馬師の得意ネタが多いが、『花筏』は初めて聴くかも。
提灯屋の能天気っぷりが楽しい。

続いて二席めも相撲の噺の『阿武松』。久しぶりなのか、ところどころ怪しいところが……。得意ネタだと思ったんだけど。
錣山部屋に訪れるときに、同じ相撲取り口調でも新弟子、兄弟子、親方で口調が変わるのが芸が細かい。

前二席を長めに演ったからか、三席めの『片棒』は短め。寄席用なのだろうか。
東京ドームが出てきたり、瀬戸内寂聴が出てきたり。
金太郎の部分を思いきり現代的に演る人もいるけど、銀次、鉄三で元に戻るなら金太郎も昔のままで演った方がいいと思うんだけどなあ。そもそもオチが「早桶を担ぐ」という前時代的な行為の前提にあるんだから、どうしたって近代化とはそぐわないと思うんだけど。楽しむよりも先にどうしても違和感を覚えてしまう。頭固いのかなあ。
鉄三が徹底的にクールで、お調子者の銀次との落差が楽しい。
タグ:三遊亭遊馬
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:芸能

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0