三遊亭遊馬独演会

三遊亭遊馬独演会 2014年4月5日
於：国立演芸場

三遊亭遊馬『動物園』
三遊亭遊馬『藪入り』
ちんどんバンド☆ざくろ ちんどん
三遊亭遊馬『唐茄子屋政談』

地元を少し散歩してから有楽町まで電車で行き、皇居のお堀沿いをぷらぷらと歩きながら国立演芸場まで。
ほぼ満席。回を追うごとに人が増えてきているようだ。

噺はすべて遊馬百席で聴いてはいるが、いろいろとアレンジというか試行錯誤をしているようだ。
大きく変わっているのは、独演会恒例のハメものが入っていること。特に今日はゲストにちんどんバンドのざくろがきており、ハメものにも参加していた。落語の中でラヴェルの『ボレロ』を聴くとは思わなかった。随分モダンな感じ。
そういえば「落語はどの時代を話しているわけではなく、『落語時代』というものを話している」と言っていたが、今日は昭和→明治大正→江戸と時代が遡っている（ように思える）構成になったのは偶然だろうか。

ちんどんバンド☆ざくろはもちろん初めて。
アコーディオン、クラリネット、スーザフォン、ちんどん（パーカッション）の女性4人組。鮮やかな振袖や着物を着て華やか。
小中高大とクラリネットをやっていたのでついついクラリネットに目がいってしまう。上手いもんだ。今月ブラジルに音楽の勉強に行くそうだ。

恒例の三本締めで終演。次回は9月、小遊三師匠がゲストだそうだ。このままでは立ち見が出るかも……。

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