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黒門亭 第二部 2302回 [落語]

黒門亭 第二部 2302回
於:落語協会2F

三遊亭わん丈『ハ九升』
三遊亭歌太郎『片棒』
隅田川馬石『おせつ徳三郎(花見小僧)』
入船亭扇辰『一眼国』

雨の中超満員。まあこの顔付けなら当然か。それがわかっていたので、余裕を持って家を出たのだが、ドアの故障&強風のため電車が止まっており、結局ギリギリになってしまった。ふざけんな常磐線。入れなかったらどうしてくれるんだ。最近こんなんばっかりだなー。
で、実際着いてみたら「もう満員」と断わられかける。マジかーと常磐線を呪っていたところ、今日の番頭さんがたまたま一蔵さんで、「もうひとりなんとか入れましょう、俺の会によくきてくれてるから。そのかわりもうこれ以上は背中をナタで割られて鉛の熱湯を注がれても入れられない」とお膝送りをして詰めてくれた。ありがたやありがたや。贔屓はしておくものだ。常磐線許す。

わん丈さん、本人的には『出来心』を演ろうと決めていたのだが時間が足りず断念したらしい。『ハ九升』はなんとなーく覚えているような初めて聴いたような。なかなか聴きやすくて表情もよかった。

歌太郎さん、銀次郎の鯔背な感じがいい。金太郎のボンボンぶりや鉄三郎のなんだかはすっぱな感じも面白い。三兄弟それぞれのキャラがしっかりと分けられていて個性が引き立っていた。

二日続けての馬石師、昨日と同じ茶色の羽織に落ち着いた黄色の着物。昨日は兼好師に「美味しそうですね」と言われたらしい。本人曰く「確かにカステラっぽい」とのこと。
こまっしゃくれた感じの小僧が馬石師の口調とよく合っている。

扇辰師、馬石師の途中に到着したようだ。千代田線でこようとしたら、常磐線の遅れのあおりを受けて千代田線も遅れていたらしい。まったく常磐線め。
いつものようにややクサめながらも端正な高座で、聴いていて心地よい。昔の見世物小屋での演し物についての部分を長めに。

いやー今日は入れてよかった。一蔵さんありがとう。
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