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この人を聞きたい(第四十七回) 馬石・兼好二人会 [落語]

この人を聞きたい(第四十七回) 馬石・兼好二人会
於:清澄白河 中村学園フェニックスホール

入船亭ゆう京『狸札』
隅田川馬石『初天神』
三遊亭兼好『茶の湯』
三遊亭兼好『鈴ヶ森』
隅田川馬石『柳田格之進』

約一年ぶりに来た会。昨年もちょうど桜の時期にこの組み合わせで開かれていた。

ゆう京さん、いつもながらさっぱりとしていていい感じ。

馬石師、一席め趣味のマラソンをマクラに。ひと月に東京マラソンと荒川マラソンの2回フルマラソンを走ったとか。なんであんなに苦しそうなことをするのか、運動嫌いの私には理解の範囲を超えている。噺は軽く団子のくだりまで。割と子どもに甘い感じのおとっつぁん。
二席めはネタ出しでじっくりと。高座で聴くのは初めて。娘ではなく刀を質に入れて金を作り、娘と番頭もくっつかず。だいぶ現代でも理解しやすい噺の構成になっている。やっぱり娘を吉原に売って金を都合してたら、何があろうと番頭のことは斬るよなあ。

兼好師の一席めは久しぶりに聴く『茶の湯』。
きっちりと三軒長屋の連中を招いて、最後まで。とんでもない茶の湯を飲まされたことが表情だけでわかるのはさすが。
二席めの『鈴ヶ森』は兼好師では初めて。後で聞いたところによると、どうやら一之輔師から教わったよう。確かに噺の内容が似てるなーとは思ったが。とはいえやはり兼好師と一之輔師のキャラクターの違いからか、受ける印象は異なる。なんというか、親分と子分が仲良しでじゃれあってるみたい。

終演後、会場近くのお寺の桜を撮影。
いきなり咲いたなー。
image.jpg
Nikon D7000
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