猫自慢その13 シュガーの避妊手術

日曜に受けた検査も問題なしだったため、水曜日に午前休をとって病院に連れて行く。
ここの先生は土日には手術をしない、というか患者が多くてできないため、平日しかしないのだそうだ。
シュガーを預けて、キャリーを置きに一度家に帰る。ミルクがシュガーを探しているのか、あおーんあおーんと鳴いているのがせつない。譲り主さんの家で姉妹で産まれて、そのままウチにきたから、ひとりぼっちの経験がないんだよね。
キャリーを見て、「あ！」という顔でトテテテと寄ってきたのに、中は空で「あれ？　シュガーは？」と探しているのもかわせつない。

午後は会社へ行き、手術が無事済んだ連絡を受ける。今日はこのまま病院へ一泊。
夜家に帰るとやはりミルクがうろうろと落ち着かず、「ねえシュガーは？」とばかりに鳴いてくる。
いつもは猫は猫専用の部屋で寝ているのだが、今日はリビングで私たちも一緒に寝ることにする。

さて翌日となり、指定されていた19時ごろ彼女に迎えに行ってもらう。
カラーに包帯留めの猫服が痛々しい。お転婆なシュガーがぐったりとしているのも心苦しい。


驚いたのはあれだけシュガーを探していたミルクが、シュガーの姿を見て「ハーーーッ！」と威嚇をしているところ。
病院の匂いがついているのかカラーに驚いたのか……。まあ見た目だいぶ違うしね。というか来週は君がその姿になるのだよ。あまり攻撃するようならケージとかに入れないとなあ……。

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