高円寺演芸まつり（第4回） ポポラーレ寄席

高円寺演芸まつり（第4回） ポポラーレ寄席
於：高円寺 ポポラーレ

春風亭正太郎『五目講釈』
柳家紫文 三味線漫談
三遊亭遊馬『薮入り』

午前中は猫の避妊手術のための事前検査へ。2匹いっぺんにはしないとのことで、じゃあまずはシュガーから。
何をするにもミルクと一緒なので、ひとりで病院にくるのは慣れていないようでキャリーの中でプルプルしている。かわいそうだがかわいい。


で、13時から始まる同じ顔付けの高円寺演芸まつりの会に間に合うよう出かけたのだが、強風のため電車遅延。ようやくギリギリに会場に着いたのだが、既に満席とのこと。あー。ふざけんな常磐線め。

正太郎さんは久しぶり。
『五目講釈』は演目の名前は知っていたものの、実際には初めて聴く。メチャクチャな講釈も立て板に水でトントンと聴かせる。
いつの間にか講釈の演目が入れ替わっていたり、講釈の中におかしなものが混ざり込んでいたりするのがこの噺の眼目なんだろう。もっと講釈を知っていればより面白いんだろうな。

紫文さんは彼女のお気に入りなのだが、なぜか私はこれまで縁がなくて今日が初めて。
彼女曰く、下ネタの都々逸が面白いとのことだったが、今日はまだ昼間だったからか下ネタはなし。寄席でよく演っているという長谷川平蔵シリーズなど。

遊馬師は先日の「遊馬百席」でも掛けていた『薮入り』を。子を想う親心というものは子のいない私には実際のところはわからないが、熊さんの子どもを大切にしていることは伝わってくる。
終演後には周りから「泣いちゃったー」との声が上がっていた。なぜかなんとなく我がことのように嬉しい。

高円寺演芸まつりの会に行くと、「高円寺」または「演芸まつり」の札が渡され、両方揃えると手ぬぐいが貰える。今年は4つの会へ行って、うまく2組揃えたので手ぬぐいを2本貰ってきた。
来年も楽しみにしていよう。

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