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第75回 上石神井駅前寄席 [落語]

第75回 上石神井駅前寄席
於:上石神井 居酒屋 和

三遊亭天どん『替り目』『渋谷の交番』『居残り佐平次』

二日続けて天どんさん。

一席めは龍玉師の話や昨日の大手町落語会Neoの話をマクラに。
昨日のは650人入るホールに100人ほどの入りだったらしく、「余ったところは燃やしてしまえばいいんだ」などと物騒なことをぶち上げていた。
龍玉師は香盤からいっても結構先輩だと思うんだけど、「龍玉くん」呼ばわり。らくご男子高のホームルーム(打ち上げ)のときはいつも龍玉師も合流するのだけど、すごくぞんざいな扱いを受けているのだが、気のおけない飲み友達のようだ。
そんな酒の話題から酔っ払いの噺に。ずっと「おえっおえっ」とえづいている仕草をしていたら、噺の途中で喉仏が上がってしまったのか一瞬声が出なくなるハプニングも。
酔っ払いの旦那が突き抜けていて、キ○ガイ一歩手前というかほぼキチ○イ。その突き抜けぶりがおかしい。
「俺とおでん屋とどっちがいい男?」とかいい感じにウザい。

二席めは一席めの格好から袴を脱いだ形。そういや袴はいてるから侍の噺でもするのかと思ったらまったく関係なかった。
噺の内容としては田舎から渋谷に配属変えになった警官と、交番の先輩警官とのドタバタ劇。初期から20年前くらいの『こち亀』みたいな感じ。
飯能から渋谷に転属になったというけど、飯能は埼玉だから渋谷には配属変えにはならないような。飯能にも行く西武池袋線の沿線、東久留米出身の天どんさんが知らないとも思えないけどなあ。

仲入りを挟み、三席め。「着物も変わらずにすいませんねぇー」と言っていて、それは別にいいんだけど、昨日もその着物と羽織じゃなかったか……?
噺の導入部にある「上は来ず、中は昼きて昼帰り、下は夜来て朝帰り、そのまた下々は居続けをする。そのまた下々は居残りをする」をミスって、「あーもうこの噺やめたー」と投げ出しかけるも何とか続ける。
いくつか危なっかしいところがありつつも最後まで。オチも「旦那の頭がごま塩ですから……」ではなく、大幅に変わっていた。これは天どんさんのオリジナルらしい。

終演後はぶらぶらと石神井公園を突っ切り、西武池袋線の石神井公園まで歩く。
ポッドキャストで配信されている一之輔師のラジオ「SUNDAY Flickers」が溜まっているので、それを聴きながら。一之輔師が毎週落語のショートバージョンを披露する「落語ショート オン ショート」が面白い。以前はムリヤリ5分程度に収めていたが、最近は諦めて3週程度に分けているので、寄席などで聴くのとほとんど変わらない内容が聴けるのがありがたい。
風は強いが暖かく、散歩にはいい季節になってきた。

20130414_01.jpg
Nikon D7000
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