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この人を聞きたい(第三十六回) 馬石・兼好二人会 [落語]

この人を聞きたい(第三十六回) 馬石・兼好二人会
於:清澄白河 中村学園フェニックスホール

古今亭きょう介『不精床』
三遊亭兼好『花見酒』
隅田川馬石『居残り佐平次』
隅田川馬石『安兵衛狐』
三遊亭兼好『崇徳院』

会の前に桜と猫を愛でに谷中霊園へ。なかなか桜と猫どちらもフレームに収めるのは難しい、てかムリ。岩合さんはすごいな。
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Nikon D7000

最寄駅でばったり兼好師と会い、会場まで一緒に行く。あー2枚めの噺し問屋CD買ったこと言うの忘れた。

さて兼好師の一席め、花見のマクラだったのでCDにも入っている『長屋の花見』かなーと思ったら『花見酒』だった。
『長屋の花見』や『花見の仇討ち』はよく聴くが、『花見酒』はなかなか聴かない。実際の高座は初めてかも。
さすが兼好師、どんどん酔っ払って言動が怪しくなっていくさまが面白い。
ふたりの男が交互に「酒一杯十銭? ちょっと高えな……でもあるんだよ!」と袂から銭を出してもう片方に支払う茶番を毎回繰り返すのも笑えるが、酔っ払っていくにつれておざなりになっていくのもおかしい。
二席めの『崇徳院』、若旦那が死んだと早とちりした熊さんが涙声になるところや、娘を探し出せたら三軒長屋がもらえるとわかったおかみさんの手のひらの返しぶりなどいろいろと笑いどころが多かったが、特に娘方の鳶の頭を見つけたときの「三軒長屋、見ーつけた♪」とにじり寄ってくるところがもはやホラーで怖面白かった。

馬石師はずっと聴きたいと思っていて果たせなかったひとり。
初めての高座でいきなり大ネタの『居残り佐平次』とはなかなか贅沢な感じ。
図々しさや愛嬌、芝居気などたっぷりと佐平次の魅力が描かれていた。
二席めは反対に軽い噺を。『安兵衛狐』は以前にネット配信で一度聴いたことがあるだけで、高座で聴くのは初めて。
狐の嫁が可愛らしかった。


三遊亭兼好落語集 噺し問屋 長屋の花見/権助魚

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ねこ

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