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ゲートシティ大崎寄席 柳家三三独演会 [落語]

ゲートシティ大崎寄席 柳家三三独演会
於:ゲートシティ大崎 ゲートシティホール

柳家右太楼『ぞろぞろ』
柳家三三『錦の袈裟』
柳家三三『井戸の茶碗』

年に一度行われる落語会で、抽選で当たった人のみが無料で入ることができる。
今年で4回めで、一昨年とその前の年が喬太郎師、去年が市馬師、今年が三三師と柳家の中堅、ベテラン、若手の人気者を次々と呼んでいて、担当者の柳家LOVEっぷりがうかがえる。
来年はぜひ「超大物」枠で小三治師を……。
しかし実は私が応募した分は毎年はずれている。念のため落語に興味のない同僚に応募を頼んでいるのだが、そっちは毎年当たっていて、そのチケットを譲ってもらっている始末。俺の方が落語好きなのに……っ!

無理くり仕事を定時で終わらせ、彼女と待ち合わせてホールへ。
主催者によれば、200組招待のところ、1200通の応募があったとか。はー。

まずは右太楼さんから。
ソツなくこなしている感じ……というかソツがなさすぎてむしろ「ここがよかった、あそこがダメだった」という印象があまりない。ごめんなさい。
なんつーか無印良品て感じ?

さて三三師は産まれて初めて大崎に降りたとか。以前喬太郎師も言ってたなー。
まあ私だって今の職場に入る前は数度しかきたことがない。オフィスと住宅ばかりで、特に用はてきにくいのは確かかな。
おなじみの三道楽煩悩の話から女郎買いに行こうとして、客席に子どもがいるのを見つけた様子。「どうしようかな」と一瞬迷ったものの、結局はそのまま『錦の袈裟』へ。
江戸っ子の噺だからか、とにかく巻舌で早口。
三三師を一年以上ぶりに聴く彼女は「こんなに早口だったっけ?」と驚いていた。
口調のためもあってか、噺は軽い印象。
あまりくすぐりも入れず、ツルツルーっと最後まで行った感じ。

仲入り後、黒い着物に着替えて二席めに。
何秒か言葉が出てこなかったり、「仏像の中から五十両出て参った」というところを「三百両」と言ってしまったりと割とクリティカルなミスがいくつか。
また、途中で清兵衛さんがお辞儀をしながら「では行ってまいります」と言ったらサゲと間違えた一部のお客が拍手をするというハプニングも。
いつもと勝手が異なるからか、なんというか全体的に「らしくない」高座だった。
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