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浅草演芸ホール 十一月上席 [落語]

浅草演芸ホール 十一月上席
於:浅草演芸ホール

昼席
林家なな子『味噌豆』
三遊亭しあわせ『転失気』
春風亭一左『子ほめ』
林家正雀『鴻池の犬』
翁家和楽社中 太神楽
春風亭朝呂久 改メ一蔵『権助魚』
柳家さん吉 漫談
花島世津子 マジック
柳家小せん『新聞記事』
鈴々舎馬桜『マキシム・ド・のん兵衛』
昭和のいる・こいる 漫才
柳家はん治『ぼやき居酒屋』
春風亭一朝『牛ほめ』
柳家小菊 粋曲
五明楼玉の輔『紙入れ』
鈴々舎馬風 漫談
春風亭柳朝『真田小僧』
近藤志げる アコーディオン漫談
林家彦いち『にらみあい』
桂文楽『看板のピン』
あした順子 漫談
春風亭一之輔『蝦蟇の油』

夜席
柳家緑太『小町』
桂三木助『ニコチン』
蜃気楼龍玉『ざるや』
ペペ桜井 ギター漫談
川柳川柳 漫談


一朝一門がほぼ揃う、かなり魅力的な顔付け。
しかし一之輔師は3月に真打昇進したばかりなのに、もう何度トリをとっているのだろうか。
また、今月から二ツ目に昇進した朝呂久改メ一蔵さんも気になったので見に行った。

まぁ寄席ではよくあることながら、もらったプログラムと実際の出演者がまったく合わない。
プログラムではトリの直前に上がるヒザのはずの翁家和楽社中がかなり浅い位置で出たりして、一蔵さんまで誰一人としてプログラム順でもないうえ、一左さんは代演のため名前すら出ておらず、かなり混乱。私のプログラムのメモもぐちゃぐちゃになってしまった。
20121104_01.jpg


あーーーーこのあといろいろ書いていたのに、誤って消してしまった。
もう一度書くのはしんどいので印象的な人だけを簡単に。

朝呂久改メ一蔵さんは真新しい羽織に身を包み、二ツ目に昇進したのが心底嬉しそうな様子。権助の田舎者ぶりがパワーアップしていた感じ。おかみさんはちょっと女性らしさを感じないかなぁ。

小せん師、相変わらずひょうひょうとくだらないことを言うのが面白い。

馬桜師は初めて。ネット上では毀誉褒貶が激しいが、今日聴いた限りでは嫌な印象もなく楽しめた。

昭和のいる・こいる師匠はテレビで見るより面白かったー。あの適当な相槌、いいなぁ。

一朝師、前座噺でくるとは。余計な繰り返しなどを入れず、すっきりとした江戸前(?)の味わい。

彦いち師、「本当にあったドキュメンタリー落語」ということで、京浜東北線内での出来事の噺。これが『にらみ合い』か。名前だけはよく見かけるけど、聴くのは初めて。

一之輔師、「たっぷり!」の声が掛かるも「押してて持ち時間が10分しかない」。
蝦蟇の油の口上を見事に言い切った後、袖に向かって「拍手もらったぞ!」こちらに向き直って「もう終わりでいいですか?」。文字にするとすごくやる気なく見えるな。もちろんキッチリと最後まで。
一之輔師の酔っぱらいはホントにベタなまでの「酔っぱらい」で面白い。

昼夜入れ替えなしなので、せっかくだから龍玉師と川柳師を聴いていこうと居座る。
川柳師は初めてで、一度聴いてみたかった。
足を怪我したため正座ができず、あぐらをかいて見台で足元を隠すという塩梅。
それをわざわざ全部自分でバラして、「ホラこんな感じ」と見台をどけてしまう大サービス(?)。
酒でいろいろしくじっているという伝説があるので、声が酒焼けしているのかと勝手に思っていたのだが美声の持ち主。有名な『ガーコン』も軍歌ネタだし歌が上手いのも当然か。Puffyの『これが私の生きる道』まで歌ったのは驚いた。

この後のたい平師や雲助師、馬石師白酒師も聴きたかったが、腰や尻がキツくなってきたので退席。
初めて聴く人も多く、かなり満喫できた。
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