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らくご男子高(第4回) [落語]

らくご男子高(第4回)
於:落語協会2F

オープニングトーク
春風亭一之輔『堀の内』
三遊亭玉々丈『手紙無筆USA』
林家楽一 紙切り
三遊亭天どん『私をそば屋に連れてって』

昨年末以来のらくご男子高。
休日出勤をなんとか切り上げて落語協会の2階へ向かう。
前回は喬之助師や龍玉師といったゲストが参加していたが、今回はオリジナルメンバー。
まずはゆるーい感じで3人のオープニングトーク。
「ロンドンオリンピックでグッときた女性アスリート」「理想のパンツ」「理想の三姉妹」などについてそれぞれ手元のスケッチブックに回答を書いてトークをするというもの。
……なのだがなぜか「理想のパンツ」というお題で実物のパンツをたもとから取り出す天どんさん。そしてなぜかそれをかぶる3人。

image-20120825225625.png

……ええとなんといってよいのやら。
パンツは一之輔師が天どんさんの命によりドンキで買ってきたのだとか。なにしてるんだろ。
一応撮影とアップについては天どんさんがいいと言っていたので念のため。

そんなこんなで落語へ。
一之輔師は上野鈴本でトリがあるため今日は一番手。
さすがにらくご男子校を理由に代演にしたら怒られるらしい。
前回前々回と新作をかけていたのだが、今回は古典。
前々回などは男子校向けに結構どぎつい下ネタを入れてきたのだが、今回はかなり控えめでくすぐりに少し混ぜてきたくらい。
基本的に下ネタはあまり好きではないので、個人的にはこれくらいの方がいい。

仲入りをはさんで玉々丈さん。
入門して最初に教わった噺だそうだ。
古典の『手紙無筆』の英語版で、ルー大柴よりもあやしげな英語混じりの会話をする兄貴のところに英語のFAXを持ち込むという噺。
序盤でインチキ英語が出てこず、やり直すというハプニング(?)も。こういうユルさもこの会らしい。
絶句は玉々丈さんの落語家生活初とのこと。

飛び入りゲストに紙切りの楽一さん。
玉々丈さんが前フリとして「『男子校』らしい
リクエストも受け付けます」と煽ったものだから、出てくるリクエストは「団地妻」「露出狂」「裸エプロン」「女王様」といったものばかり。
苦笑いで途中ハサミをとめて中空を見つめて考え込みながらも「団地妻」と「女王様」を切り終え、早々に退散。
これの前の仕事が天どんさんと一緒だったので誘われたらしい。打ち上げで余興としてちょっと切ってよ、という程度かと思ったのに話が違うとぼやいていた。

トリに天どんさん。
今回で4回めの男子校だが、まだ方向性が定まらず、皆ネタ選びに迷いがあるとのこと。
このため、天どんさんのネタは四択。
正統派古典『鰻の幇間』、だだすべりした玉々丈さんのリベンジ『英語混じりのたらちね』、ちょっとアレンジした『あくび指南』、ガッツリと新作、どれがいいかとアンケートがとられる。
私は天どんさんの古典が好きなので『鰻の幇間』か『あくび指南』が聴きたかったのだが、『鰻の幇間』0票、『あくび指南』は私含めて4人だったようで、新作が一番人気。
「一番さらってないヤツになっちゃったなあ」とぼやきながら話し出す。
なんか聞き覚えがあるなーと思っていたら、先日BSの『柳家喬太郎のようこそ芸賓館』で披露した噺だった。
圓丈一門と五代目圓楽一門のマジ確執暴露など、さまざまな毒を吐きながらの一席。

会の後はホームルームと称して客も参加しての打ち上げ。
男子校は毎回客が25人くらいでなかなか増えない、どうすればいいのかなど語っていたが、「小三治師が出ればよみうりホールもいける」という結論に。……そりゃまあ……。
一之輔師も鈴本のトリの後で合流。
明日はラジオの収録があるということで一次会で終わりだったけれど、賑やかな会だった。
次も楽しみ。
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