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大江戸寄席と花街のおどり その二 ー江戸の遊びと粋ー [落語]

大江戸寄席と花街のおどり その二 ー江戸の遊びと粋ー
於:有楽町朝日ホール

柳亭市馬『七段目』
林家正蔵『祇園祭』
柳家権太楼『鰻の幇間』
新橋芸者連中・赤坂芸者連中 花街のおどり

彼女の妹のツテでチケットがとれたので、彼女の親類と一緒に観に行く。
この会の顔付けと値段(4000円)を他の人に言うと、なぜか半笑いになって「噺家はふたりで3000円ならよかったのにねぇ」と全員に口を揃えて言われた。どういうことだかわからないなぁー(すっとぼけ)。

落語と芸者踊りの2部構成だったが、どうやら踊り目当ての人が七割くらいの印象。

さて前座もなく、いきなり市馬師登場。
まだ席に座っていない人などもいて、ざわついた雰囲気のなか話し始めていて、久しぶりの市馬師なのにもったいない。
市馬師の『七段目』は以前にも聴いたことがあるが、若旦那と定吉がそれぞれ演じている役にパッパっと切り替わるのは相変わらず見事。
歌舞伎の知識があればもっと面白いんだろうなあ。

正蔵師、啖呵が命の噺で滑舌が悪いって致命的だと思うのだけれど。

権太楼師の高座は初めて。
理屈抜きにとにかくおかしい。
落語が初めての親類にも大ウケ。
やっぱりはばかりに迎えに行くところと、女中にやつあたりをしているところが特に面白い。
襟元に丸めて縫い付けておいた十円札で払おうとしたところ、札が丸まって一八に戻っていって「札だってこんなところに行きたくないって言ってるんだよ」という演出は初めてで大爆笑。

芸者踊りは落語にはよく出てくるけど、あまりよくわからず。ちょっとウトウトっとしてしまった。
踊り目当ての人からすれば、「新橋芸者と赤坂芸者の奇跡のコラボ(らしい)なのに! もったいない!」と思うんだろうなあ。

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