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三遊亭兼好を30人で聴く会 [落語]

三遊亭兼好を30人で聴く会
於:六本木 ゆにおん食堂

三遊亭兼好『湯屋番』『一分茶番』『小間物屋政談』

水曜日くらいに週末に行く落語会を物色するために『東京かわら版』を見ていたところ、「三遊亭兼好を30人で聴く会」を発見。
さすがにもういっぱいかなーと思いつつも、ダメもとで電話してみるとまだ大丈夫とのこと。
……あれ? これはアレか。月始めの会だから、かわら版が月末に届いて開催まで間もないからか。それとも皆「30人限定じゃもうダメだろ」と勝手に諦めたのか。
ともかく実際に行ってみると、ちゃんと満席になっていた。

一席めは軽めに『湯屋番』。
ちょっとなよっとした若旦那で、はきはきとしたところがないのに図々しいというすごいキャラクター。
全体的な噺の流れは通常の『湯屋番』だけれど、細部はいろいろと変えていた。
オチも「あいつを見てたら軽石で顔こすっちまった」というお決まりのパターンと変えていて、初めて聴く形。オリジナルなのかな。

一度下がってから仲入りを挟まずに二席め。
こういうときでも気持ちを一区切りさせるために座布団の上で続けずに、一度降りることにしていると以前に聞いたことがある。
『一分茶番』は、ニフティの「ぽっどきゃすてぃんぐ落語」で聴いて、「兼好師(当時は二ツ目で好二郎)って面白い」と意識した噺。
その後何かのテレビ番組では見たことがあるけど、高座で聴くのは初めてかも。
この噺を聴かなかったら、今こうしていろいろな落語会に行ってなかったかもしれないんだなあと思うとなんだか感慨深い。
田舎者の権助が相変わらず面白い。

三席めの『小間物屋政談』は兼好師では初めてかな。兼好師自身もあまり演らないと打ち上げで言っていた。
大家の「いい人なんだろうけどいい加減」っぷりがすごく出ていた。

終演後の打ち上げにも参加。
料理も美味しく、量もたっぷり。
特にポテトサラダと揚げ出し豆腐がうまかった。
落語も料理もたっぷりといただき、腹いっぱい。満足満足。
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