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大日本橋亭落語祭 5月4日 [落語]

大日本橋亭落語祭
於:お江戸日本橋亭

柳家三三『湯屋番』
春風亭一之輔『人形買い』
三遊亭遊馬『替り目』
笑福亭たま『火焔太鼓』
三遊亭兼好『堀の内』
旭堂南湖『真田親子』


2日め。
今日も雨。よく降りやがんなあ。
昨日と同じ時間くらいに行ったら、誰もいない。
お、一番乗り? と思っていたらもう整理券が配られていたらしい。
今日は23番。うーむ。
入場してみると、やはり昨日よりもややよくない席に。
ただ、昨日もいたんだけど、早くきた人が後の人のために席を取っておくってのはいかがなものか。整理券の意味ないじゃん。
取る方も取る方だが、遅く来といてのうのうとその席に座る神経がわからん。
昨日たまさんが席取りするなって言ってたのに聞く耳持たずか。
ま、八つ当たりだけど。私はほとんどひとりで行くので、友だち同士固まって聴きたいってのがイマイチ理解できない。

さて今日も出番はジャンケンで。

三三師は噺はもちろん面白いのだが、表情がもはや顔芸。
『湯屋番』はあまり好きな噺ではないのだけれど、とても面白かった。さすがだなあ。

一之輔師の『人形買い』は初めて聴く噺。
『壺算』のような出だしで、買い物の話かと思いきやおしゃべりな小僧の話。
ハイテンションな小僧に大爆笑。
気のせいかのびのびと演っているような。

遊馬師の酔っ払いは最高に面白い。
この『代わり目』の旦那みたいに、愛嬌のある酔っ払いは本当にハマり役だと思う。
旦那が何かいうたびにクスクスと笑いが起こる。
キビしめのおかみさんもよかった。
昨日が短かった分か、割とたっぷりめだった気がする。

上方の『火焔太鼓』は初めて。
上方の……というより、たまさんの演り方なのだろうけど、上下も切らずにあんなにわーわーがしゃがしゃした『火焔太鼓』聴いたことない。
あまりの勢いに思わず笑ってしまう。

仲入り後の食いつきに兼好師。
スピーディーでキレのよい話しぶりで、軽くあっさりした味わい。
ポンポンとオリジナルのくすぐりが散りばめられていて、仕草だけでも面白い。

南湖さんは『真田小僧』の講談版かと思っていたら、歴史物の講談。
南湖さんの古典というか、歴史物を聴くのは初めて。いつも新作だし。
江戸の講談はハリセンをパンパン言わせて勢いよくわーっと語るけど、南湖さんは一節一節区切ってゆっくりと語る。
これが上方講談のスタイルなのか、南湖さんのスタイルなのかは判断がつかない。

最後に観客も巻き込んで「噺家人生ゲーム」。
文字通り噺家の一生をたどったすごろくで、止まったマスによっていろいろなイベントが起こる。
例えば「腕を磨く」(腕立て)、「嫁をもらう」(選ばれた観客と手をつないだままゲームを続ける)、「国宝になる」(他の出演者から千円もらう)などなど。
開始前に誰が優勝するかを観客が投票していて、兼好師か遊馬師かで悩んだ末、兼好師に投票。
一番人気は兼好師で35票、大穴は遊馬師で8票だったとか。
いろいろ盛り上がりを見せた末、優勝は見事遊馬師。
投票していた人全員に色紙がプレゼントされていた。

いつもなら終演後は会場近くにあるGABUというイタリアンバールのようなお店で、赤ワイン煮玉子をつまみにちょっと呑んでから帰るのが定番だったのだが、今年は彼女が来ていないのでおとなしく帰る。
また来年までのお楽しみ。明日は休出だ。
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