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三遊亭萬橘独演会 笑いにおいでよ! [落語]

三遊亭萬橘独演会 笑いにおいでよ!
於:青砥 かつしかシンフォニーヒルズ アイリスホール

三遊亭楽太『寄合酒』
三遊亭萬橘『二十四孝』
三遊亭萬橘『三枚起請』

前回兼好師の会でチケットを購入していた会。
そのときは同じ日に兼好師の予定が入っていないことを確認して買ったのだが、その後横浜で兼好師の会もあることが判明。oh…。とはいえさすがにチケット取ったのを無駄にするのもなあ。ここは先にチケットを取った方に素直に行きましょう。

一席め、いつものように日々の生活の中での愚痴やら独演会の途中で爺さんに帰られた話やら。話題を変えるたびに「この後ちゃんと落語やるから」と言い訳するのがおかしい。
『二十四孝』を聴くのは久しぶり。大家が説教をしていてもまるで響いておらず、まぜっかえされる。中でも「もろこしって四千年の歴史のある? それで親孝行なのが24人しかいねえの?」「お前はなんでたまに鋭いんだ」というやりとりが面白い。
全編に渡って小ネタが続々と仕込まれており、ずっと笑いが絶えない贅沢な噺になっている。
『孝行糖』にも出てくる老莱子だが、親に老けた姿を見せたくないとして七十を過ぎても子どものようにわがままを言って泣き叫んだりしたという。……そんなの現代にいたら孝行ものじゃなくて単なる高齢ニートの奇行でしかないような……。と思っていたらそれがサゲに使われ、高座の上で股引を曝け出しながら転げ回る。……天どん師みたいだな。というかこないだの天どん師との会と続いてそんなサゲの噺。

二席め、「カミさんが機嫌が悪そうなので『どうしたの?』と聞いてみたら『体の調子が悪いのよ!』って。こないだもまた機嫌が悪そうだったから『体調悪いの?』って聞いてみたら『別に!』。機嫌が悪い理由はいっぱいあるんだよ。女は強い……」と強い女が出てくる『三枚起請』に。
「三千世界の鴉を殺し 主と朝寝がしてみたい」という都々逸についての解説などは特になく、喜瀬川がお茶やに呼び出されたときに「どうも、お母さん。……目が赤い? 寝不足なのよ」と仕込むのが上手い。
男三人に追い詰められ、「なによ、起請渡した男があたしに文句を言いにきたのかい。あと18人はどこにいる!」というセリフがなんともおかしい。そりゃ考えてみりゃこの手の女が三枚だけで終わるはずがないよな。

終演後、事情により家には夜にならないと戻れないので時間を潰しにスーパー銭湯に。長風呂の俺にはこれが一番コスパがいい。サウナがあれば3~4時間くらい平気で過ごせる。今日の風呂はサウナが高温なので、混んでるが回転がいいのでストレスがないのがよかった。
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