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なかのらくご長屋 兼好毎月連続独演会 29年10月 [落語]

なかのらくご長屋 兼好毎月連続独演会 29年10月
於:中野 なかの芸能小劇場

三遊亭じゃんけん『堀の内』
三遊亭兼好『饅頭こわい』
三遊亭兼好『小言幸兵衛』

雨が降りそうだったので電車で。
先週は土日とも休出したり、ここ最近ずっと午前様ばかりだったので眠い……。

兼好師の一席め、前回は間違えて亀戸まで行ってしまったが今日はちゃんと中野まで着いた。が、北口と南口を間違えたそうだ。そこで焦ってしまい、なぜか改札をまた入ってしまったそうで、出るのに難儀をしたとか。
『饅頭こわい』は最近は前座でも聞かなくなったなあ。
話の発端として兄いが「なんか面白え話はないか」と振ったのを受けて、「お祖師さまに行くことになって、股引を上に着ようとして……」「その話あまり面白くならないからいい」というやり取りがおかしい。

二席め、兼好師はどちらかというと小言が効かないタイプらしく、前座二ツ目時代は好楽師や当代円楽師に怒られてもまったく応えなかったようで「飼い犬に小言いってるみたいだ」といわれていたそうだ。
そのせいか兼好師自身も小言をいうのは得意ではないらしい。じゃんけんさんは小言が終わる前に「はい!」と返事するし、兼太郎さんは「わかったか!」というと「はい?」とわかったんだかわからないんだかよくわからない返事をするんだそうだ。
他の人だと長屋に最初にやってくる豆腐屋は子どもがいなくてそれを幸兵衛に咎められるのだが、兼好師のは逆に子どもが多すぎることを「汚らしい」と咎められる。
どうもこの幸兵衛は「裏の戸が開いてるから閉めてきな……開いてません? いいから行け。開いてたろ? さっき開けといた」とか、仕立て屋の息子が独り身と聞いて「(攻める)糸口が見えてきた」といったり、性格が悪い。
こういう性悪な登場人物は兼好師では珍しい。

天気もよくないし、今日はさっさと帰って家で酒でも飲みながらダラダラして英気を養おう。
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