遊馬百席 第103回 [落語]
遊馬百席 第103回
於:板橋 みやこ鮨
三遊亭遊馬『小言念仏』『百川』『八五郎出世』
一席め、遊馬師の『小言念仏』は初めてか。
というか小三治喜多八師弟でしか聴いたことがなかった。
やっぱりこの噺は柳家のイメージがある。
「なーむあみだーなーむあみだー」の中に盛り込まれる小ネタがいろいろと面白いが、やっぱり泥鰌屋を呼び込むところが一番かな。
二席め、朴訥とした百兵衛とポンポンとまくし立てる鯔背な河岸の若い者たちのコントラストが楽しい。
今日はなんとなくあっさりとした印象かな。
遊馬師は『妾馬』ではなく最後に「『八五郎出世』というおめでたいお話で〜」と締めるので『八五郎出世』なのだろう。
今日は後半のしんみりとした場面はさらっと。個人的にはあまり湿っぽくなりすぎるのは好きではないのでこれくらいがちょうどいい。
これまで聴いたことはないけれども、この噺には八五郎が士分に出世した後の続きがあって、そこでようやく馬が出てくるのだとか。『宮戸川』と同じく今ではほとんど口演されなくなった部分にタイトルの由来があるパターンなのね。一度聴いてみたいものだ。
来月は遊馬師の都合がつかずお休み。
次回は国立の独演会の後になる。ここ数回は共通のテーマを持った噺だったり同一人物を扱ったりと趣向があったので、今回も何かあるのかと尋ねたらまだ未定とのこと。
「天邪鬼だからみんなから言われると普通にやろうかなあと思っちゃう」だそうで。
於:板橋 みやこ鮨
三遊亭遊馬『小言念仏』『百川』『八五郎出世』
一席め、遊馬師の『小言念仏』は初めてか。
というか小三治喜多八師弟でしか聴いたことがなかった。
やっぱりこの噺は柳家のイメージがある。
「なーむあみだーなーむあみだー」の中に盛り込まれる小ネタがいろいろと面白いが、やっぱり泥鰌屋を呼び込むところが一番かな。
二席め、朴訥とした百兵衛とポンポンとまくし立てる鯔背な河岸の若い者たちのコントラストが楽しい。
今日はなんとなくあっさりとした印象かな。
遊馬師は『妾馬』ではなく最後に「『八五郎出世』というおめでたいお話で〜」と締めるので『八五郎出世』なのだろう。
今日は後半のしんみりとした場面はさらっと。個人的にはあまり湿っぽくなりすぎるのは好きではないのでこれくらいがちょうどいい。
これまで聴いたことはないけれども、この噺には八五郎が士分に出世した後の続きがあって、そこでようやく馬が出てくるのだとか。『宮戸川』と同じく今ではほとんど口演されなくなった部分にタイトルの由来があるパターンなのね。一度聴いてみたいものだ。
来月は遊馬師の都合がつかずお休み。
次回は国立の独演会の後になる。ここ数回は共通のテーマを持った噺だったり同一人物を扱ったりと趣向があったので、今回も何かあるのかと尋ねたらまだ未定とのこと。
「天邪鬼だからみんなから言われると普通にやろうかなあと思っちゃう」だそうで。
タグ:三遊亭遊馬
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