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人形町噺し問屋 その七十 [落語]

人形町噺し問屋 その七十
於:水天宮前 日本橋公会堂

三遊亭兼好 ご挨拶
三遊亭じゃんけん『転失気』
三遊亭兼好『不孝者』
やなぎ南玉 独楽
三遊亭兼好『三方一両損』

WBC残念。会社で午後1時間ばかり私用外出をとって、会社の近所のスポーツバーで高いランチを摂りながら見てたのに。
しかしまあ巨人の小林が活躍してのは嬉しい。アンチ巨人にも認められてたみたいだし。
その分巨人のオープン戦がボロ負けなのはいただけないが。

その巨人のオープン戦の上司からの誘いを断って噺し問屋に。
今日は受付の行列がやたら長く、会場に入れたのは二番太鼓が始まってから。偶然知り合いの隣の席だった。

まずはご挨拶。
韓国の大統領はほぼ必ず捕まる、もう大統領執務室を牢屋にした方がいいんじゃないか。そうすれば不正の抑制にもなる。日本も政治家の銅像なんかどうでもいいから、国会に野々村号泣写真を貼っておくべきだ。森友学園問題、登場人物全員が悪人というのがすごい。鴻池氏の「金かこんにゃくかわからない……」という発言は、賄賂と思って実際にこんにゃくを受け取った経験がなければ思いつかない表現だ。天下り問題、そもそも「天下り」という表現が「優秀な人に我々のところまで下りてきていただいた」というニュアンスがある、「落武者」とでも言い換えれば少しは抑制になるのではないか。ここにいる人たちからでもそう言いましょう……でも本当は「落武者」でもいいからなってみたい。
なんていうことをいつものように毒と爆笑をまぶしながら話す。今日はほぼ政治の話。

じゃんけんさん、珍念が小僧っぽくないなあ……。熊さんハっつぁんぽい。
「ん、ん?」とか「へ?」とかいう反応が兼好師っぽい。

兼好師の一席め、私は初めて聴く噺。
隣の知り合いは好二郎時代に何度か聴いたとのことだったが、私はないなあ。
使用人の清蔵に化けて道楽息子を迎えに行き、待たされている間に昔の馴染みの芸者と再会する……というまあドラマチックな盛り上がりもなくどちらかといえば地味な噺。
が、随所に唄を入れたりして飽きさせない。
最後に見せる年増芸者の色気がすごい。

南玉先生、端正な語り口で曲独楽を回す。

兼好師の二席め、そういえばこの噺も兼好師では初めてか。
財布を拾った金太郎が、書付を通りすがりの人に読んでもらっていて目から鱗。
そうだよな、あれだけ江戸っ子を気取った左官職人が字を読めるわけがない。そして熊を呼ぶのに、教わった「神田竪大工町 大工 熊五郎」をそのまま繰り返すのがおかしい。
その他にもストーリーの流れは変えずとも、細かい箇所をちょこちょこと変えてより整合性の取れた形になっていた。
ただ、大家への啖呵が言い立てにはなっておらず、それは残念。

この会を昼夜公演にする案があるらしく、平日休日の昼夜どれが来やすいか、というアンケートがあったので迷わず休日に丸をする。もっとリーマンを大事に!

上司が行ったオープン戦はボロ負けしたっぽい。大谷のホームランを見れたらしいが。
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