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第122回 柏落語会 [落語]

第122回 柏落語会
於:北柏 たんぽぽホール

三遊亭けん玉『浮世床(将棋・本・隠し芸)』
三遊亭萬橘『時そば』
三遊亭萬橘『井戸の茶碗』

昨日は家に帰ってビールやウィスキーを飲みながらCSを見てたらいつの間にか寝ていた。で、起きたら巨人が負けてた。ハイハイ、まあこんなもんでしょ。もう期待するのもバカバカしい。

今日も雨。よく降りやがんなあ。
出かける時間にはやんでいたが、雲がどんよりと厚いので車で行くことにする。会場や周辺に駐車場があるので路駐せずに停められる。郊外の落語会はこれがいい。

前座にけん玉さん。まん坊さんかと思ったら。
昨日の兼好師の会で聴けなかったから嬉しい。
兼好師直伝っぽい『浮世床』だが、んーちょっと繰り返しがくどいかなぁ。この噺は海老が生きてる死んでるとか本を読みながら「ひとーつ、ひとつひとひとひと」とか同じことを繰り返す部分が多いので、あまりひとっところで何回も繰り返すとしつこく感じてしまう。

萬橘師は柏落語会は4年ぶりだそうだ。真打に昇進して萬橘になってからは初めてだそうで、「わかりやすくいえば4年間干されてたんだよ」。
そばを食べる場面で中手が起きず、「いくら秋の夜長でも静かすぎるのもなあ」とこぼしたところで拍手が起こる。「悪いね気を遣わせて」いえとんでもございません。でも個人的にはそば食っただけで拍手が起こるのはあんまり……。
それでもやっぱり萬橘師の『時そば』は面白い。ガチャガチャワーワーしているところがもうたまらない。

萬橘師の二席め、『井戸の茶碗』は初めてか? と思ったら今まで二度ほど聴いていた。
前回聞いた時も「初めて聴く」とか書いてるし。
なんだろう、間隔が空いてるってこともあるけど、そんなに記憶に残らない噺でもないだろうに……。
あまり大きなストーリー改変はなく、ほぼ他の人で聴く形と同じ。まあもう変えようがないのかもしれないけれども。
ただ、清兵衛さんのキャラクターがかなりフランクで、「正直清兵衛」のあだ名通り思ったことを誰かれ構わずすぐ口に出してしまうのがおかしい。この清兵衛さんはいいなあ。

終演後に抽選会。
そういや萬橘師のサインって初めて見るかも。私の一番違いの人が当たっていた。悔しい。
当選者がいないと思ってもうひとり分くじを引いたところで当選者が見つかり、色紙が一枚足りなくなるハプニングも、萬橘師が出てきて「なんか紙があれば書くよ。請求書でも何でも」と応対してくれる。いい人。

まだ野球が終わっていなかったので帰りの車内でラジオを聞く。
何も期待していなかったのに、やっぱり巨人が勝つと嬉しい。クソッ、なんか悔しい。
こうやって半端に期待持たせといて、どうせ明日はボロ負けするんだ、わかってんだ今年の巨人のパターンは。
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