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第三十一回 一蔵ひとりの会 [落語]

第三十一回 一蔵ひとりの会
於:神保町 らくごカフェ

春風亭一蔵『目黒の秋刀魚』『野晒し』『天災』

新木場からバイクで移動。
2日連続で落語会のハシゴ。

まずは前回の30回スペシャルの裏話から。
一朝師の『片棒』は、それを聴いて入門を決めた一蔵さんにしてみれば思い入れのある噺らしい。冒頭に番頭さんが出てこずにいきなり金太郎が出てきたので珍しい形だと思っていたら、単に間違えたらしい。一朝師ほどの名人上手でもあんな派手な間違いするんだ……。
また娘さんに感想を聞いたところ「和助ヤベエ」だったらしい。いかにも女子中学生らしい。

一席め、最初殿様がかなりの粗忽者というかパーというか。
「金弥はおるか」「これに」「何者じゃ!」「金弥にごさいます」「して何用じゃ」
てな感じ。途中で「『松曳き』っぽいのでやめよう」と普通に。
とはいえかなり子どもっぽい殿様で、駄々っ子ぶりがおかしい。
途中殿様と家来たちがかけっこをする場面で、殿様1位であとは全員2位となったとき、「そんなこと競艇であったら大変なことですよ!」と大きく脱線し始める。

二席め、ネタおろしの『野晒し』。
マクラで道楽の話を。一蔵さんは競艇ゴルフサウナといろいろあるそうだ。兄弟子の一之輔師に趣味を聞いたところ、以前なら「酒」と答えていたところ、最近禁酒しているらしく「子どもかな」と答えたという。同じ質問を宮治さんをしたところやっぱり「子ども」と一之輔師よりもクサく答えたそうだ。
やや危なっかしいところもありながらも全体的に楽しそう。いわゆる「さいさい節」はあっさりめ。あれもしかして一蔵さんて唄苦手? そういやあまり唄聴いたことないな……。

『天災』はネタ自体久しぶり。
乱暴者の八っつぁんが終始テンション高めで楽しい。

一蔵さんの情報によると、末廣亭の10月上席夜の部主任が一之輔師で、一蔵さんがクイツキの交互出演に顔付けされているとか。その前の仲トリが一朝師で左龍師や扇辰師も出る。こりゃ行かなきゃ……と思ったら、一蔵さんは1、2、7、8、9日出演らしい。全部平日だなぁ……。
タグ:春風亭一蔵
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