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第二十四回 一蔵ひとりの会 [落語]

第二十四回 一蔵ひとりの会
於:神保町 らくごカフェ

春風亭一蔵『動物園』『三方一両損』『猫の災難』

なんかだいぶ一蔵ひとりの会にくるのが空いてしまった。
最近他の会とバッティングすることが多かったからなー。
らくごカフェのエレベーターで一蔵さんとバッタリ会い、挨拶をする。エレベーターの中で「今日はひどい出来だと思いますのでスミマセン」と先に謝られる。何で? と聞くと二日酔いだという。もう19時近いんだけど、その時間まで二日酔いってどんだけ呑んだんだ。

一席め、これまで本格古典ばかりだった一蔵さんが『動物園』とは。
二席めのマクラで話していたが、自分自身でも覚えるつもりもなかったし、キャラにも合わないと考えていたそうだ。が、林家ひろ木さんに『猫と金魚』を教えてくれと懇願され、その代わりにひろ木さんの得意ネタとして教わったのだとか。本来二ツ目が人に教えることはできないのだが、「ネタ交換」として結構あるのだそうだ。
ひろ木さんの『動物園』は一度しか聴いていないが、すぐにネタおろしができるコンパクトでいいネタだとのこと。
普通だと着ぐるみはトラだが、ブラックライオンが主人公。動きはさすがにやや硬いというか小さいというか。

一度袖に引っ込んでから再度高座に登場。続いての『三方一両損』もネタおろしだそうだ。
細かい言い間違いが目立ち、啖呵にもやや勢いやキレが足りないように思えた。これは二日酔いの影響なのだろうか。いつもの一蔵さんならもっとガーッと押してくると思うのだが、ややおとなしめの印象。

三席め、昨日は正太郎さんの家で一蔵さん、小辰さん、市弥さんの4人で呑んでいたらしい。その帰り道、小辰さんが転んだそうだが、手のひらが尋常ではないくらい青く、腫れていたそうだ。そのときは「痛くない」と言っていたようだが、今朝「兄さんなんで俺の手を折るんですか!」と電話が来たそうだ。大丈夫かな。来週小辰さんの会に行く予定だったんだけど。
そんな酔っ払いエピソードから『猫の災難』に入る。
以前にも何度か聴いている噺だが、パワーアップしている印象。
鯛を買いに行く兄貴分に「お前先に呑むなよ!」と釘を刺されているのに、無意識のうちに湯呑みに注いでしまうなど、飲み助の意地汚さというか本能が止められないのがおかしい。

終演後、たまたま神保町に来ていた彼女と一緒に洋食屋で食事をしてから帰宅。
タグ:春風亭一蔵
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