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第十二回 岩槻落語会 [落語]

第十二回 岩槻落語会
於:岩槻 岩槻駅東口コミュニティーセンター
5階 ワッツ ミニホール

鈴々舎八ゑ馬『阿弥陀池』
柳家喬の字『鰻の幇間』
春風亭一之輔『妾馬』

月曜の一之輔師の興奮醒めやらず、高座を追って岩槻まで遠出する。遠出ってほどでもないが。

まずは八ゑ馬さん。『阿弥陀池』は初めて聴く噺。『新聞記事』の上方版といったところか。というかこっちが原型なのかな。
関西弁で生き死にを語るとなんかエグく感じる。慣れてないからというだけかもしれないが。

喬の字さん、権太楼師と同じ形。
ただ、鰻屋に入る前に一八が「『一見さんお断り』というのがいい」と言っていたが、それはまずいんじゃないの? ふたりとも一見さんのはずなのになんで入れんの? と思ってしまう。それとも実は男と鰻屋はグルで一八をハメようとしている? とかいろいろ考えてしまう。私が理屈っぽいだけだろうか。
あとなんだろう、ハメられたと気づいた後にいろいろ女中に八つ当たりで説教をする場面がなんかすごく刺々しくて本当に八つ当りしているみたい。権太楼師のは八つ当たりなのにどこか愛嬌があってどうにも憎めない。比較するのもどうかと思うが、この違いは何なんだろう。

一之輔師、野田出身で春日部の高校を出ているので、同じ野田線の岩槻は馴染みがある、人間として生まれてきたからには一度きてみたかったとの言葉。馴染みないじゃん……。とはいえ隣の市出身で同じ沿線の高校出身の私も、岩槻って通るだけで行ったことない気がする。一度岩槻に実家がある高校時代の友人の家に遊びに行ったことがあったけか……? という程度。「岩槻といえば人形でしょ。あと人形。それから人形ね」と知識も私とどっこいどっこいな感じ。あとは落語好きからすれば『たらちね』で長屋に売りに来る岩槻ねぎか。
マクラもそこそこに、噺へ入る。一之輔師の『妾馬』は初めてかもしれない。
八五郎の軽さというか能天気さが楽しい。後半はやや急ぎ気味かな。あまり湿っぽくならず、じんわりとさせる。

終演後はせっかく近くまで来たので高校に寄ってみる。なんか壁の色とか褪せたなあ。
行ってはみたものの、入るほどの用事はないし、吹奏楽部も練習してないっぽいし、特にすることもないのでそのまま帰る。
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