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両国寄席 平成二十六年十月興行 十月十三日 [落語]

両国寄席 平成二十六年十月興行 十月十三日
於:お江戸両国亭

三遊亭楽麻呂『牛ほめ』
三遊亭兼好『王子の狐』
五代目圓楽映像上映&圓楽の思い出トークコーナー
三遊亭小圓朝『強情灸』
宮田陽・昇 漫才

台風が近づく中出かけていく。
さすがに客足はよろしくない。

兼好師、師匠好楽の雨男ぶりはものすごく、その倅の王楽師も同じだとか。今日は四国あたりで親子会でもやっているんじゃないか、とのこと。
ただ、雨男というのは龍神様がついている、龍神様というのは人を集めるので芸人にはとてもありがたいことなのだ、とどこかの宮司さんにいわれ、それを「真に受けて喜んでいる」とさらりと毒を吐く。
龍神様と同じく神通力を持つものに狐がある、というところから『王子の狐』へ。
調子のよい男が酒を勧めて酌をするところなどは非常に勧め上手、というかどっかで見覚えがあるなと思ったら飲み会の席での兼好師のまんまだった。
騙された母狐の痛々しさと子狐のかわいらしさの対比がいい。

仲入り後に、今月は五代目圓楽が亡くなった祥月命日があるということで、圓楽師の高座のビデオ上映と、真打たちの圓楽師の思い出話のトークコーナーを。
ビデオは何かの噺のマクラ部分を5分ほど。
トークコーナーは兼好師、好太郎師、楽麻呂師の三人で。兼好師と好太郎師は孫弟子なのであまりエピソードがないようだが、好太郎師は入門したての頃に圓楽師の稽古小屋に月に3回通っていたのだとか。そのときに圓楽師の飼っていた鶏を逃してしまい、前座仲間が交代で鶏の鳴き真似をしていたそうだ。

雨が強くなる前に帰宅。奇跡的に私が地元の駅に着いた頃はほとんど雨が降っておらず、帰宅してからまた雨が降り始めた。
普段はこういう晴れ男なのに、どこか遠出すると降られるのはなんでだろう……。
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