八郷町までツーリング

週末どこに行こうかなーとGoogleマップをいろいろ眺めていたりネットを見ていたところ、茨城へ行ったという記事を見つけた。
茨城かあ……と思っていたが、そういえば5歳くらいまで茨城に住んでいたんだったと思い出した。とはいえ物心つく前なので、正確な住所などはわからない。
だがうろ覚えのキーワードを入れて検索してみるとあっさりと場所がわかり、ルート検索してみると2時間半くらいで距離もちょうどいい。ネットってすげえな。

水戸街道で牛久を超えたあたりまで行き、脇へ入ると一面水田が広がる。牛や牛糞？の匂いもして、そういやこんな匂い嗅いでた！　と郷愁を誘う。そこからさらに一時間あたりで八郷町へ着く。果物で有名なようだ。

驚いたことに、記憶の中の約35年前からほとんど変わっていない。私が通っていた保育園はなくなっていたけど、当時住んでいた父の会社の社宅などはそのままだった。こんな小さかったのか……。

当時よく遊んでいた小川や竹林など、なんの変哲もないけれど、私の原風景がそのまま残っていた。






Nikon D7000
ヘビイチゴ久しぶりに見た。子どもの頃は「食べると毒だ」と言われていたけど本当かなあ？

しばらく写真を撮りながらノスタルジーに浸り、日が傾く前に出発する。
日本の素晴らしいところは、ある程度の田舎で「現在地 温泉」と検索するとほとんどの場合そう遠くない場所に温泉があること。
八郷町でも「やさと温泉 ゆりの郷」という温泉があったので立ち寄ってみる。ややぬるめだが、清潔だし割と広いし、なんといっても天候もよかったこともあいまって露天風呂が気持ちいい。もしかしたら今が一番露天風呂にいい季節かもしれない。
ただ湯上がりにビールが呑めないというのが辛い。温泉に入る楽しみの三割くらい減っている気がする。

帰りは4号に出てひたすら南下。
茨城の次に住んだ春日部を通ったのでついでに当時の家を見に行き、過去の家をはしご。