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両国エンチョウ寄席 枝光・萬橘二人会 [落語]

両国エンチョウ寄席 枝光・萬橘二人会
於:両国 お江戸両国亭

三遊亭愛坊『平林』
桂枝光『酒の粕』
三遊亭萬橘『長屋の花見』
三遊亭萬橘『片棒』
桂枝光『立ち切れ線香』

いい天気なので、昨日に引き続き写真でも撮りに行こうかと思っていたのだが、またもや家の中でネットをしたり猫と戯れたり掃除機をかけたりしているうちに中途半端な時間になってしまった。
湯島天神から神田明神に回って秋葉原に出て、そこから両国に……というプランを立てるも、時間が足りなそうなので秋葉原から両国まで歩くだけにする。
カメラを持って出たものの、結局はろくに写真も撮らず。まあよくあること。というかよっぽど気合を入れないと街中で一眼レフを取り出すのはなんか恥ずかしい。

枝光師は初めて。
一席めは小咄的なマクラをいくつかやったあとに。与太郎もののマクラとしてよく演られる噺。二席めに備えてか軽いもので。
二席めはたっぷりと。江戸では『たちきり』として演られる噺だが、言葉や地名が違うだけで内容はまったく同じ。私は『たちきり』嫌いなのでなんとも言えず。

萬橘師はずいぶん久しぶりな気がする。
一席めの『長屋の花見』は冒頭の大家の家でのやりとりはなし。長屋の連中は桜の下で場所取りをしていて、酒と肴の真相は月番だけが知っているという形に変わっている。
噺の大筋は同じなのだが、細部がだいぶ変わっていて面白い。オチも変えていて、いろいろ想像が広がる。
二席めの『片棒』も大筋はオリジナルと同じながらも、萬橘師独自の世界が広がって聞き慣れた噺も新鮮に聴ける。
特に銀次郎の祭弔いにはリオのカーニバルまで参戦してきて楽しそうなことになっている。これを萬橘師のあのまくし立てるテンションで演るのだからそりゃ面白い。
来週も両国亭で萬橘師の会へ行くのだが楽しみだ。
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