SSブログ

第11回銀座山野亭落語会 古今亭菊之丞・三遊亭兼好二人会 [落語]

第11回銀座山野亭落語会 古今亭菊之丞・三遊亭兼好二人会
於:銀座山野楽器本店7階 イベントスペースJamSpot

柳家花どん『出来心』
古今亭菊之丞『短命』
三遊亭兼好『宿屋の富』
三遊亭兼好『厄払い』
古今亭菊之丞『文七元結』

昨日は仕事納めで忘年会。
上司の趣味なのか、六本木のお高い中華。なんか2万のコースが半額なんですと。美味いっちゃあ美味かったけど、それほどのもんかあ? 自腹でこれ2万て言われたら文句言うかもしれん。まあ貧乏舌と言われればそれまでなのかもしれないけど。でも「高級中華」でマヨソースとかなくね? これだったら会の前に食った山野楽器の近くの蕎麦屋のかき揚げそばカレーセットの方がいいなあ。美味かった。ま会社の奢りだからなんでもいいんだけど。

まずは菊之丞師。兼好師の書いているコラムについての感想など。「『洗濯などは自分の方が上手い』と書いていたが、まったくだ。我々は前座修行でやっているから洗濯干しひとつにしても身についている。それなのにかみさんときたら……」と愚痴をこぼす。NHKアナの奥さんがいて何が不満なんだ。
横丁のご隠居が「短命だろう?」と言った時のドヤ顔がたまらない。
二席めは年末の風物詩『文七元結』。時間が30分くらいしかなかったため、文七がお久が身を売った佐野槌の名前を覚えていたり、返すと言われた五十両をすぐに受け取ったりとやや早回し。
それでも佐野槌のおかみさんの小言や、吾妻橋の上での金を渡す逡巡は時間をかけてじっくりと。
やはり菊之丞師がおかみさんを演じるとビシッとハマる。

兼好師、都知事の猪瀬氏について「コントみたいで面白かった。だが、亡くなった奥さんのせいにしようとしたのはいただけない」とのこと。「自分は洗濯物についてのコラムを書いているだけでビクビクしているのに。もしそんなことしたらいつ生き返ってくるかわからない」と笑いを誘っていた。
『宿屋の富』はDVDに収録されているのは観たが、兼好師の高座では初めてかも。
「二番富を当てる」という妄想を語る若い衆が面白い。「当たらなかったらどうするんだい」「うどん食って寝ます」というのは定番だが、その後この人が泣きながらうどんを食っている場面がちょこちょこ出てくるのがおかしい。
『厄払い』も結構前に一度だけ聴いただけのような気がする。
これもまた季節のネタ。与太郎がお供えもの(?)の豆を全部食べてしまうところが好き。分かるわー豆食うと止まらないし。
それにしても落語では「口上を覚えろ」というシーンが多いが、こんな長いの一度でなんて与太郎じゃなくたって覚えられないよ……。
nice!(1)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:芸能

nice! 1

コメント 2

コノハ

初めまして!
あけましておめでとうございます。

山野亭落語会のレポ楽しませていただきました。
私もその場に居たので年の瀬大笑いしたのを思い出します。

猫も写真も散策も好きなので思わずコメントさせていただきました。
落語は好きなのですが詳しくないのでまた拝見して楽しませていただきます。
ありがとうございました(*^_^*)
by コノハ (2014-01-02 00:17) 

Macky

コノハさん

あけましておめでとうございます。
コメントありがとうございました。

落語の感想は素人の適当な妄言、写真はそれこそ素人の適当な撮りっぱなしの自己満足の域を出ておりませんが、見ていただけますと励みになります。
猫の可愛さだけは自信があります(親バカ)ので、今度ともよろしくお願いします。
by Macky (2014-01-03 18:33) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0