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第183回 長崎寄席 [落語]

第183回 長崎寄席
於:東長崎 ひびきホール

春風亭一蔵『芝居の喧嘩』
入船亭小辰『ねずみ』
中島弘幸 マジック
入船亭小辰『一目上がり』
春風亭一蔵『らくだ』

年賀状シーズンを前に、新しいプリンターを購入。
これまで某大手メーカーの複合機を使っていたのだが、すぐにノズルがつまる→ヘッドクリーニング→それだけで大量にインク消費→数回プリントしただけでインク切れ、というインク商法にほとほとうんざりし、ネット上で評判の良かったブラザー社のものにしてみる。二度と買わねえからなエプソン。
……しかしまあ無線LAN機器ってのはどうしてこう一度ですんなり繋がんないかなあ。ウチのルーター古いからかな。悪戦苦闘しながら、セットアップするも途中で投げ出して久しぶりの長崎寄席に。

いつもなら柳家いっぽんさんが前座として出てくるのだが、かゑるとして二ツ目に昇進したため、今日はなし。
一蔵さん、小辰さんとも長崎寄席は初登場とのことで、一蔵さんは一席めから「鉄板」マクラの鹿浜寄席と塾の話をふたつとも突っ込んできた。本気で「つかみ」にきていることがうかがえる。反応も上々で、よく受けていた。
『芝居の喧嘩』は先日の一蔵ひとりの会で聴いた噺。登場人物が多くて、油断してると今誰が何をしているのかわからなくなってしまう。
マクラでうまく「講談では『これからが面白いんだがまた今度』と切れ場を作った」と説明していたため、サゲもスムーズに決まっていた。
『らくだ』は一蔵さんでは初めて。人のいい屑屋と、強面のらくだの兄貴分のコントラストがきれいに出ていた。ムリヤリ飲まされる清めの酒で、三杯目に口をつけた途端に酔っ払うってのはちょっといきなりすぎるような。終わった後に足がしびれて立てないほどタップリと熱演。

小辰さん、『ねずみ』はなんとなーく粗く感じてしまった。「なにが」といわれるとうまく言葉にできないのだけれど、おそらく間とかちょっとした口ぶりとかそんな程度なんだろう。「お客がドゥワァ〜っと並んで」というときに指を2本出しながら行う仕草は、師匠である扇辰師と同じなのが面白い。
二席めは『一目上がり』をさっぱりと。こちらは反対に丁寧に演っている印象。八っつぁんのペラペラとした江戸弁が心地いい。

中島弘幸さんはトランプマン2号として『なるほど・ザ・ワールド』などに出演していたらしい。
上品な話し口調でトランプマジックやロープマジックなどを披露する。目の前ですり替えなのかなんなのかが行われているはずなのに、それがさっぱりわからない。プロはさすがだ。

気づけば終わったのは9時半近く。実に3時間近くタップリと堪能できた。
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