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春風亭朝呂久勉強会 第15回 [落語]

春風亭朝呂久勉強会 第15回
於:落語協会2F

春風亭朝呂久『短命』『強情灸』『棒鱈』

家を出る時には結構な雨の降りだったけど、落語協会に着く頃にはほぼやんでいた。
こんな天気にもかかわらず、ほぼ満員の入り。

チラシに一朝一門会のお知らせが入っており、一門の名前が一朝師からずらっと並んでいた。
一朝
柳朝
一之輔
朝也
一左
朝呂久
一力
となっており、「一」と「朝」が交互になってるんだ、意図的にそうしているんだろうか、これは発見、と思っていたら朝呂久さんは二ツ目に昇進するときに「一蔵」と名前が変わるんだそうだ。あれー?
それにしても名前変わるんだ。
朝呂久さんいわく、一朝師のおかみさん父親の歌舞伎俳優片岡市蔵にあやかってとのことで、おかみさんにヨイショしまくって機嫌のいい時に了承を取り付けたのだとか。
確かにあまり落語家っぽい名前ではないような気もするけど、慣れてないからそう感じるのかな。

マクラでは二ツ目に昇進する喜びを語っていた。
いろいろな師匠が「真打に昇進した時よりも二ツ目に昇進した時のほうが嬉しかった」ということをいっているのを聴いたことがあるが、朝呂久さんも本当に嬉しそうで、出来上がった羽織に対して半年に一度でいい風通しを一ヶ月で4回ほどしたそうだ。

『短命』はややあっさり目? 割と物分りのいいおかみさんで、リクエストには応えてくれる感じ。
オチの「目の前には振るいつきたくなるようないい女」から「俺は長命だ」まで、まったく間というかタメがなく一気にするっといってしまったのは初めて聴く。
タメがあったほうがいいと思うんだけど。

二席目はサウナが好き、というマクラから『強情灸』に。
確かにサウナは一種の我慢比べみたいな感じがするからなー。
『短命』でもそうだったんだけど、オチの前後になるとなんか早口でふにゃっとした口調になって、よく聴き取れなかった。
それまではサクサクと聞き取りやすく、噺の中身も面白いのになんとなくすかされた感じ。

三席目の『棒鱈』は酔っぱらいが秀逸。
田舎侍はもっと訛りが強いほうが好みかなー。
なんか文句ばっかりいってるような感じになってしまったけど、基本的にはどれも上手だった。
もう「うまくて当然」みたいな感じなので、「んん?」と思ったことのほうが印象に残ってしまうのかも。

次回の最終回は平日のため多分行けないから、これで最後かな。
まあ二ツ目になったら勉強会をしなくなるってわけでもないだろうし。……やんないのかなー。
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