三遊亭兼好独演会その31 人形町噺し問屋

三遊亭兼好独演会その31 人形町噺し問屋
於：日本橋社会教育会館8階

三遊亭兼好 ごあいさつ
春風亭昇也『転失気』
三遊亭兼好『たがや』
東京ガールズ ガールズ
三遊亭兼好『竹の水仙』

たまたま仕事が早くあがれたので、一度行きたいと思っていた兼好師の人形町噺し問屋へ向かう。
明るいうちに会社出るなんていつ以来だろう。
慣れない帰宅ラッシュに揉まれながら会場へ。

会の前に兼好師の挨拶。
5月に小笠原クルーズの仕事をしたエピソードを話す。落語会のマクラみたいなもの？

昇也さんはマクラでDQNネーム（キラキラネーム）の話題をしていたので『寿限無』かな？ と思っていたら、名前となんの関係もない『転失気』。なんであのマクラだったんだろう……。
すらすら話してそつのない感じ。その分印象に残りにくいかも……。

さて兼好師の一席めは季節に合わせた『たがや』。
たがやの啖呵が江戸っ子っぽく心地いい。
意図的に話を脱線させて、小ネタを挟んできた。
兼好師としては珍しい。ちょっと違和感。

仲入りを挟んで東京ガールズの三味線ガールズ。
うまいのかどうかはわからないのでなんとも言えない。
ただボーイズとかの色物は客を巻き込むことがよくあるのだけど、あれがどうにも嫌でたまらない。
芸は芸人さんだけで完結してほしい。

二席めの『竹の水仙』は兼好師では初めてかも。
しっかり者のおかみさんが、左甚五郎のミエミエのお世辞で簡単に丸め込まれるのが面白い。
……が、二席めが始まったときからなぜか上の階からドスーンドスーンと重い物を転がしているような音が。なんだあれ。

終演後、CDやDVDを買った人にサイン会が。
こないだの長崎寄席でもやってたんだけど、兼好師のCDとかすでに全部持ってるしなあ。

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