SSブログ

着物で落語 [落語]

着物で落語
於:六本木某所

雷門音助『寿限無』
三遊亭兼好『茶の湯』『締め込み』

なんか『東京かわら版』にも場所を載せてないのでここでも一応書かない。
けどまあ実際のところ、完全予約にして、当日の飛び込みがないように、ってことなんだろう。
『東京かわら版』にも詳細が書かれていないのでメールで問い合わせたところ、タイトル通り着物愛好家向けの会とのこと。
とはいえ着物限定ではないとのことだったので、予約を入れる。

会場に行ってみると、なるほどお客さんは9割方着物だった。
私は着物を持っていないので、ジーンズにシャツでは浮くかなーと思い、いっそのことスーツで真っ向から勝負を挑む。
うん、ジーンズにしときゃあよかった。
ちなみに着替えに帰るのが面倒なので、この前の黒門亭もスーツで行っている。

どうやらあくまでも「着物好きの方に落語の楽しさを知ってもらおう」というのがメインの趣旨らしく、落語好きが集まるのではないようだ。
どうにもいつもと勝手が違って、アウェー感がハンパない。
兼好師の腹黒マクラも本気でとられそうな気がして、勝手にハラハラしてしまう。

一席めはマクラでたっぷり時間を使い、噺の方はご隠居と定吉のふたりで飲んでいて、ふたりして腹を壊すところで終わり。

二席めの『締め込み』は兼好師で聴くのは久しぶり。
旦那がおかみさんに向かって「出てけよぅ」とまくしたてるのに、どんどん涙声になっていって、強がっているのがわかるのがおかしい。
そういや初めて兼好師を見た時のネタが『締め込み』だったような気がする。

なんとなく最後までかみ合わないような感じのまま終演。私だけの印象かもしれないが。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:芸能

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0