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第十一回障害者スポーツ文化支援 ラポール寄席 [落語]

第十一回障害者スポーツ文化支援 ラポール寄席
於:新横浜 横浜ラポール

三遊亭けろよん『浮世床(本)』
三遊亭兼矢『桃太郎』
三遊亭好二郎『天狗裁き』
中喜利
三遊亭兼太郎『相撲風景』
三遊亭兼好『替り目』

二日連続でちょい遠出。
結構な大雨だったのでさすがに今日は電車で。
朝テレビを見てたらマラソンをやっていて、折り返し地点にマンホールがあるらしく、選手が何人か転倒していた。以前小雨の日に同じくマンホールで滑ってバイクでこけたことがあるので、雨の日はバイクには乗りません。

今日は弟子が勢揃いということだったのだが、昨日体調を崩したげんきさんはさすがに欠席。5人揃ったところは見たことがないので残念だが仕方がない。

けろよんさん、本を読んでくれと頼まれた男が「咳するな」「まばたきをするな」というのに紛れて「途中で帰るな。前座だからって席を立たれると傷つくんだ」と入れるのがおかしい。
「ケータイは切れ」と挟むのは上手い。前座が『浮世床』やるときはみんな入れればいいのにと思ったくらい自然だった。
本の途中でオチをつけてサゲる。この形は初めて聴いた。

兼矢さん、なんというかけろよんさんよりもハラハラしてしまうのは何故だ。まあそれが彼のいいところ(?)でもある。気がする。
今どきの姿として語られる2回めの桃太郎はだいぶアレンジがされている。「アタイは瞑想をしているんだ」とか「おとっつぁん『面白え話』とかハードルを上げて大丈夫か」とか。
というか多分兼好師に習ったんじゃないんだろうな。なんかそんなところもハラハラを加速させるが、それもスパイス。

好二郎さん、「人間、生きている⅓の時間は寝ている。……ということは前半の3人の弟子の高座のうち誰かのところで寝ているということに……」と寝ることの大切さを説いて『天狗裁き』に。好二郎さんでは初めてか。
時間が足りないのか、やや急ぎめ? 間を取らないてサラサラっと流れ、ちょっともったいないなあと感じたところもチラホラ。上手いんだけどね。

兼太郎さんが司会で弟弟子3人が回答者の中喜利。けろよんさんは初挑戦だという。
高座に4人座るとみちみち。これげんきさんがいたらどうなってたんだろ。
一問めは山号寺号で二問めは謎かけ。回答者としては筆頭の好二郎が頑張ってまとめようとし、兼矢さんは割と自由にやってる感じ。
けろよんさんは割といっぱいいっぱい? 落語とは勝手が違うようで。
兼矢さんか「いいのができました」とか割と自分でハードルを上げ、周りから「大丈夫か?」と心配されるものの結構キレイに答える。

兼太郎さんは相撲漫談。相撲の噺に入るのかと思いきやそのままマクラで終わりという感じ。前もあったけど、これはなんか肩透かし食った感じで、なんか若干もやっとするのよ。寄席ならそんなもんかと思うんだけど。まあ今日は寄席形式に近いけどね。

兼好師、「初めて弟子の噺をずっと袖で聴いてましたけど……ストレス溜まりますねぇー」と苦笑い。
ストレスの話から健康関連の話へ。小じわのなくし方などのマクラから酒の話題へ移り『替り目』に。
相変わらず酔っ払いの仕草がリアルというか細かくてそれだけで面白い。
兼好師はおかみさんがおでんやに行ってないで「元帳見られちゃった」でサゲなのだが、後半はやらないのかな。
こないだ雲助師の見事な高座を聴いたが、兼好師もすごく合うと思うんだけどなー。

帰りしなに安酒場で軽く引っ掛けながらこれを書く。もうちょっと飲みたいけど、これ以上飲むと酔っ払って家に帰ってから何もできなそうなので、帰ってから改めて飲もう。
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