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両国寄席令和5年8月3日 [落語]

両国寄席令和5年8月3日
於:お江戸両国亭

三遊亭鳳志『松山鏡』
西ゆかり 奇術
三遊亭兼好『死神』

社内のシステムがうまく動いてないので仕事にならぬ。そろそろこのシステムやめない? 切り替えて1年以上経つけど今んとこメリットが何ひとつ見つからないんだけど。

仲入りが明けた直後に受付に着くも、誰もいない。少し待ってみるが誰も戻ってこない。んーーーしゃあないとりあえず入っとくか。

西ゆかり先生はお初。
派手派手ないかにもマジシャンという出で立ちにハトが乗ったシルクハット?
「私のことを知ってる方……結構いる。いつもと同じネタやりますんで地獄の15分をお過ごしください。私のことを知らない方……これも結構いる。ウザいキャラでやってるんで!」との宣言どおり客にガンガン絡んでいく。
いつもはこういうキャラ好きじゃないんだけど、彼女は面白かった。
スケッチブックに描いたトランプの絵が動くのってどうやってるんだろ。

兼好師、昨日は札幌での仕事だったそうで。
「涼しいかと思ったら32℃あった。しかも北海道は普段は涼しいんでクーラーがない施設も結構あるんです。だから暑い。札幌に行った意味がない」とボヤく。
「そんな暑い会場から『打ち上げに行きましょう』と……。主催の方はご夫婦なんですが、ススキノの高級店……は通り過ぎてラブホテル街に連れて行かれまして。おいおいこの夫婦何を私に見せるつもりだと思っていたら『ここ、首を斬られたところですよ』と……」。そんなもん知りたくないなあ。「おかげで『死神』を思い出しました」だそうで。
ドクロに大鎌という死神のイメージはヨーロッパからのもので、落語の『死神』もそれを元に作られたものだという。実際圓朝師が作った最初の稿では『捻くれた男が名付け親を死神に頼み、その子が育ったのがこの噺の主人公』というストーリーなのだとか。確かにその型、兼好師で聴いたことあるなあ。ただその型はあまり世間に受け入れられなかったようで、次第に現在よく聴く型に変化していったのだという。
……とまあ前振りはいいのだが……。噺に入るとなんかどうも間が変というか……思い出しながら話してる? という感じ……。もちろん噺のクオリティとして木戸以下なんてそんなことは決してあり得ない(というか今日はまだ木戸銭払ってない)が……。まあそんな日もあらぁな。
今日は死神と主人公との間には特になにか縁があるというわけではなく。ただ、話がループするという演出は兼好師のオリジナルなのかな。

帰り際に木戸銭を払おうと思うもまた受付に誰もいない。大丈夫かこの寄席……。楽屋まで行ってようやく払う。楽しんだ対価はちゃんと払いますよ。まあこの寄席にくる人はみんなそういう人だとは思うけどね。
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