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両国寄席 平成二十九年六月九日 [落語]

両国寄席 平成二十九年六月九日
於:お江戸両国亭

丸一花仙 太神楽
三遊亭兼好『ねずみ』

兼好師、岡山に学校寄席で行ってきたそうで、4校分高座をつとめたが笑いの量は学校の偏差値と比例するという。「……今とても重要な話をしてますよ!?」。
でも今の日本は普通に学校に行けるだけ幸せだという。他の国では学校に屋根や壁がなかったり学校自体がなかったりする、ちょっと前の日本だって子どもが働かなくちゃならないから学校にも行けなかった……と子どもの卯之吉が働き手として登場する『ねずみ』に。
毎回書いているけれども兼好師の『ねずみ』は二件隣の生駒屋が「ハイ生駒屋です!」と乱入してきて場を引っかき回したり虎屋乗っ取りの真相を話したりと大活躍する。
ちょっと良くしてもらったからといって、宇兵衛が自分の口から虎屋を乗っ取られたことを話すのはやっぱりどうも違和感があるが、この形なら自然だし笑いも入りやすい。
生駒屋の「おしゃべりだけど気のいいオジサン」ぶりがなんとなく親戚を見ているようで楽しい。
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