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第6回チャリティ公演 いきいき笑転会 [落語]

第6回チャリティ公演 いきいき笑転会
於:日比谷 日比谷図書文化館

三遊亭愛坊『平林』
三遊亭兼好『壺算』『井戸の茶碗』

ものすごく久しぶりにレンタルビデオの会員になる。
普段あまり映画観ないし、音楽も気に入ったアーティストは買うのであまり利用する機会がない。以前はまだVHSの時代だったから……15年以上、ヘタしたら20年ぶりくらいか。
最近読んだ『超高速!参勤交代』という小説がものすごく面白く、元々映画シナリオのために書かれた話だということだったので映画を観たくなった。……うん、面白かった。面白かったけど小説の方が面白かったかな。時間に制限があるから話が単純化するのは仕方ないけど、その分最後のカタルシスは弱いような。佐々木蔵之介や西村雅彦を始め、俳優たちの会津弁がよかった。
で、映画観ながら缶ビールと缶チューハイを1本ずつ飲んだだけなのに二日酔い。えー。
やっぱりひとりで飲んでるとちょっとでも変な感じに酔うなあ。

さてNPO法人主催のチャリティ落語会。
3年近く前にも一度来ている。そのときは兼好師は一席だけだったが、今回はたっぷりめの二席。

一席めの『壺算』は半年以上ぶり。
たっぷりとマクラを振ってから噺に入る。
なんというか、あの口調でトントンと畳み掛けられるとホントうっかりと「あ、そうだな」と思いそうになる。
丸め込まれた番頭さんの「どうも、ありがとうございました」から兄貴分の「肩入れろ。よっこいせのせ、そーらいいの買ったねっと。いいの買ったねっと」というセリフを定型文のように何度も使い、ここだけ妙に芝居がかっていて印象的。「同じことを何度も繰り返してますよ」ってことを表してるのだろうか。

一席めは騙す噺だったが、反対に騙すのは大嫌いという人もいる、と『井戸の茶碗』へ。
兼好師のは久しぶりで、最近他の人でもあまり聴かない。こういう単純でいい噺って好きなんだけどなあ。
最初の五十両を分けるときに、清兵衛さんまでふたりのマネをして「受け取るわけには……」と言い出すのがおかしい。

帰路の途中、北千住駅前のマックに寄る。
41年間の営業も今日で終わりだという。
半径50m以内にあと2店舗あるし、別になんの思い入れがあるわけでもないけど、35〜6年前、まだ子どもだった頃、北千住に勤めてた父がたまにお土産として買ってきてくれたなーと思い出して、なんとなく。
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