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第二十五回 一蔵ひとりの会 [落語]

第二十五回 一蔵ひとりの会
於:神保町 らくごカフェ

春風亭一蔵『黄金の大黒』『猿後家』『宿屋の富』

今日は彼女の国家試験の日。学校から帰ってから私が寝るまでの間を寝て、夜中に勉強し、私が起きる前に学校へ行くという家庭内すれ違い生活もこれで終わりになるだろうか。
夜中に勉強しているとシュガーが邪魔しにくるらしく、何度か私が寝ているところに投げ込まれたことも。そのままおとなしくベッドで一緒に寝てくれればいいのだが、だいたいいろんなところに登ろうとするので、今度は私が寝られなくなってしまう。

さて一席め、この時期は入門志願者が増えるそうで、自身の入門志願の思い出をマクラに。
噺自体は何度か聴いているものとあまり変わらずかな。だいぶ固まったようだ。

二席め、今度は入門前の長距離運転手時代をマクラに。
女社長だったそうだが、関東以外の地理に弱かったという。広島から下関へ行く際に、趣味の競艇をするために岡山まで一度戻ったのだが、「なんでこんな行き方してるの?」と聞かれ、「通り道じゃないですか」と言ったところ「あ、そうか」で済んだらしい。
その女社長も旦那を早くになくし、社長業を引き継いだ後家だったというところから噺へ入る。今日はこの噺がネタおろしか。
自他ともに認める「ヨイシャー」の一蔵さんだけに、貸本屋の善公の歯の浮くようなお世辞がピッタリとハマる。そのミエミエのお世辞に喜ぶ後家さんもなんかかわいい。

三席め、昨年か一昨年によくマクラで話していた娘さんの塾エピソードの続きがきた。しかしまあ今は塾って大変なんだなあ。
『宿屋の富』は一蔵さんでは久しぶり。
富の会場でわあわあやっている連中が楽しい。特に「二番富が当たる」と言っている若い男の勢いが一蔵さんに合っていておかしい。
富が当たっていると気づく場面はややあっさりめに3回くらいで気づく。個人的にはこれくらいがちょうどいい。

帰りに浅草へ行って蕎麦でもたぐろうかと思ったが、東京マラソンだったことを思い出してそのまま帰宅。
タグ:春風亭一蔵
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