第96回全国高等学校野球選手権大会 大会第7日目 8月17日

というわけでやってきました甲子園。
母校、春日部共栄が第1回戦で優勝候補といわれた龍谷大平安を下し、2回戦へと駒を進めた。
もともと第1回戦には行こうと思っていたので、順延みたいなもんだ。

まあ共栄の試合だけでもいいんだけど、今日は栃木の作新学院とか、巨人の坂本の母校である青森の八戸学院光星とかの試合もあるので、できればそっちも見たい。

というわけで朝の6時半から新幹線に乗り込み、新大阪へ。
そういやよく考えてみれば俺新大阪で新幹線降りたことないや。
当たり前だけど、周囲の人が大阪弁を話している。東京近郊ばかりであまり方言に縁のないところでずっと暮らしているので、どうにも慣れない。上方落語やテレビ用の言葉じゃないんだ。
大阪で東京人だとバレると「東京人がいるぞ、殺せ！」とかってなったらどうしようとかラチのあかないことを考えながら甲子園球場へ。
……んー？　こんなんだったっけ？
なんかツタも少なくなったし、建物が建て増しされているような気がする。


それにしてもチケット売り場に長蛇の列。
一塁側も三塁側もすでに売り切れ。


学校の入れ替え時に追加でチケット発売されるかも、という可能性に賭けて列に並ぶ。少なくとも第一試合は見られないが仕方がない。
運よく追加発売がきたものの、あっという間に「間もなく売り切れでーす」との声が掛かる。早えよ。
が、ギリギリのところでチケットが買えた。俺のすぐ後ろで売り切れ。あっぶねえ。


第二試合の光星vs武修館から観戦。


Nikon D7000


ビールでひとり乾杯。今日は朝から新幹線で缶ビールを2本空けてるのに。


第二試合、第三試合となかなか息詰まる白熱した戦いが続く。
富商強い。

さあ、いよいよ我らが母校、春日部共栄！

Nikon D7000

美人マネが部員たちにおにぎりを握るために特進クラスを蹴って普通クラスに行ったと新聞に書かれ、なんだかんだとケチをつけられたようだが、どうせそんなことをのたまってる奴は崩壊した顔面と根性の持ち主なんだろうなあ。ホント馬鹿じゃねぇの。自分でやりたくてやってるんだから赤の他人がグチャグチャいってんじゃねーよ腐れ小姑根性が。なーにが「これが美談として扱われることに違和感を覚える」だ。誰も美談なんかにしてねぇよバーカバーカ。そんな暇があったらアイプチでもやってろ。
などと白酒師なら言うだろうなあと思いながら応援にも力が入る。

ところでスコアボードに「春日部」ってするのやめてくれないのかなあ。「春日部高校」は一之輔師が卒業した県内屈指の進学男子校なんだよなー。「春共栄」にするとかさ。地元では「かすきょう」って呼ばれてるし。


……結果は残念だったが、最後に意地を見せてよく頑張ったと思う。というか敦賀気比強い。これ優勝するんじゃないのっつーかして欲しい。

Nikon D7000

それにしてもよく頑張った。もうそれしか言えない。来年もまた期待しよう。

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それにしても甲子園で見る高校野球はやっぱり違うな。なんというか「野球を見ている」と実感するし、それこそ共栄以外は贔屓がないので純粋に野球を楽しめるし「どっちも頑張れ！」と応援できる。ハマる人が多いのもうなずける。

一日球場にいて水分をたくさん摂ったので尋常ではない量の汗をかいた。
甲子園の近くの銭湯に行き、汗を流してから帰途につく。
関西の銭湯って、洗い場の真ん中に湯船があると聞いていたが、本当にそうなっていた。関東は壁に沿ってあるんだけど。

で、その道すがらこんな看板を見つける。これは大阪人一流のギャグなのかマジなのか。判断に苦しむ。