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調布あらぱん亭 Vol.74 [落語]

調布あらぱん亭 Vol.74
於:調布 アラパンス

三遊亭兼好『締め込み』『寝床』

なんか兼好師が久しぶりな気がする。最近土日に都内での会が少ないのが痛い。『東京かわら版』が届くと最初に兼好師の欄を確認するのだが、あんなに出演予定があってもほとんど行けないのが悔しい。

『締め込み』も久しぶりに聴く噺。
相変わらず夫婦喧嘩のときの「無理をしておかみさんに三行半を叩きつけようとしている旦那」が素晴らしい。最初はなんとか上から居丈高に出ようとしているのに、だんだんヒートアップして無理が崩れてハフハフと半泣きになっていく行程がいい。やっぱり兼好師の噺は家族愛に溢れている。

兼好師の『寝床』は意外にも聴いた覚えがない。これだけ兼好師を聴いてると思っていても、結構メジャーなネタを取りこぼしてるんだなー。
兼好師の重蔵は、義太夫に来られない理由を伝えるだけでなく、本人がこう言っていたという再現つき。このため、直接旦那に誘われて直接断るというような感じになっている。
重蔵が何を言っているのかわからないが、癇癪を起こした旦那が言葉も挟めずに徐々にニヤニヤと顔を綻ばせながらノセられていくさまも楽しい。

終演後、知り合いの兼好ファンとともに打ち上げにも出席。なんとか噺し問屋を何回かでも土日に開いてくれないかと直訴。残業過多リーマンの兼好ファンも見捨てないでと頼んだら、「なるほどなー」と検討してくれそうな雰囲気。なんとかひとつお願いします……。
タグ:三遊亭兼好
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