第八回 薩摩おごじょ落語会

第八回 薩摩おごじょ落語会
於：六本木 薩摩おごじょ

三遊亭遊馬『花見の仇討』『寝床』


六本木の駅に近い、鹿児島料理の居酒屋で開かれている落語会へ行く。
「遊馬百席」と同じく、後援会主催の会のようだ。
遊馬師はホント後援会に愛されてるなーと思う。

開演5分前に慌てて行ったら、どうやら常連の人が時間を間違えたかで、その人たち待ちで20分ばかり開始が遅れる。
アットホームなのはいいけど、それはどうだろう……。

桜ももう終わりだから、『花見の仇討』も今年最後かな。
浪人役の八っつぁんと巡礼兄弟との立ち回り場面が「へったくそだなぁー」（もちろん遊馬師がではなく、登場人物たちがやっている芝居が）というのがわかって面白い。

『寝床』はこの間「遊馬百席」で聴いたのよりもさらに面白かった。
旦那の機嫌がどんどん悪くなっているのに、それに気づかずペラペラしゃべっている重蔵の能天気さが遊馬師に合っていて楽しい。
長屋連中が集まって機嫌を直す旦那もなんだかんだ言って単純なのもいい。

終演後打ち上げがあるのだけど、あまりにもアットホームな雰囲気に溶け込めなさそうな予感がして遠慮させてもらう。
ホントは一度行ってみたいのだけど、ひとりで来てる人も少なそうだしなあ……。

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