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らぐろ亭 第21回 一蔵・小辰二人会 [落語]

らぐろ亭 第21回 一蔵・小辰二人会
於:駒込 妙義神社

春風亭一蔵『かぼちゃ屋』
入船亭小辰『鰻の幇間』
入船亭小辰『星野屋』
春風亭一蔵『大山詣り』

ウチの猫のミルクだが、やや長毛なので毎年夏は暑そうにしている。
トリミングしようにもスーパーびびりなので、知らない人に押さえつけられて毛を刈られるストレスの方が心配になる。
ということでペット用バリカンを買って自分で刈ってみる。
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……白黒ねこなのにトラ刈りとはこれいかに。
思ったほど嫌がらなかったし気に入っているのかな?

会場に着いたらギッシリ。これまではある程度余裕があったのに、今日は超満員。最初の頃は狭い会場でもまだ余裕があったんだけどなあ。

一蔵さんの前に日大落研の学生無添加バナナさんが高座に上がり『長命丸』を掛ける。
今は亡き喜多八師のネタらしいが聴くのは初めて。

一蔵さんの一席め、仕事で一花さんと帯広に行った話をマクラに。
ご当地グルメのインディアンカレーなどの話をしながら、ばんえい競馬の話に。
ばんえい競馬はいくらか払えばレース名をつけられるのだが、一蔵さんがお金を出してサプライズで「春風亭一花 二ツ目昇進記念杯」を開いたそうだ。
スポンサーはレース予想をテレビで発表したりセレモニーで賞金のプレゼンターとして出演できるという。
セレモニーの直前に一花さんに「お前謎掛けやれ!」と無茶振りをしたところ……という話題からやや強引気味に与太郎の話に展開して『かぼちゃ屋』に。
あれ一蔵さんのは初めてかな。なんというか一蔵さんが演るととにかく暑い。気がする。
与太郎の裏表のなさが伝わってくる。

小辰さんの一席め、地方での会で幇間芸の師匠と一緒に周った際に、打ち上げの席で余芸を求められたという。小辰さんは前座さんと適当な謎掛けでごまかしたが、幇間芸の師匠は高座で披露した以外の芸をスーツ姿で見せたという。おひねりがたくさん集まり、その師匠が三等分してくれたのだが、その額がギャラより高かったとか。
そんなマクラからヨシオちゃんが出てくる権太楼師型の『鰻の幇間』。
浴衣の男に騙されたと知った後の説教がネチっこい。

二席めの『星野屋』でもなんとなくお花と重吉のやり取りがネチっこい感じがする。
この後で一蔵さんが「小辰さんの性格が出ている」といい、小辰さんに「やめろ!」と突っ込まれていたが、確かになんかそんな感じが出ているかも。
まあなんというかそういうあけっぴろげじゃないところが小辰さんの持ち味だからね。

一蔵さんの二席め、これまた夏にピッタリの噺。
暴れん坊の熊がストレートに一蔵さんに似合う。

終演後は恒例の打ち上げ。
一蔵さんの誕生日が近いらしく、皆で色紙を書きサプライズでタカノのケーキが運ばれてくる。
七夕の今日限定のケーキなんだとか。
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Nikon Df
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