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今日は一日まるごと三人集寄席 夜の部 [落語]

今日は一日まるごと三人集寄席 夜の部
於:赤坂 赤坂会館

春風亭一蔵『夏泥』
林家つる子『反対俥』
柳亭市弥『高砂や』
雷門音助『長短』
立川志の太郎『人間っていいな』
一龍斎貞弥『誉れの使者』
柳家小太郎『唖の釣』
桂竹千代『古事記』
古今亭志ん松『猫と金魚』
立川笑二『転失気』
林家楽一 紙切り 横綱の土俵入り 三人集 桂竹千代
入船亭小辰『火事息子』

荒川と隅田川に挟まれた北千住、今回の台風はかなり危なかった。
荒川の堤防が決壊の危険度が最高レベルにまで達し、夜中に何度も警告メッセージくるが、そんなこといったって猫置いて避難所いけないし、そもそも避難所行ったからって浸水が防げるわけでもないしなあ。
とはいえ1階に置いてあるものや靴箱の中身を2階に移動させるなど最低限の準備だけをしておく。
結果的にはなんとか堤防はもってくれたので助かった。一夜明けて川を見に行ったらすっげえ水が増えてて河川敷まで水がきていた。これヤバかったなあ。とはいえこれで一応今後の目安というか基準ができた。2019年の台風19号よりも大きい、となったら本気で逃げる算段をすればいい。

さて先週は落語に行っていないので2週間ぶり。なんかしばらくぶりのように思う。
この会は小辰さんの会でチケットを買ったのだが、購入後に遊馬百席とかち合っていたことに気づく。しかもらくごカフェでは夕方から遊雀師の会もある。この会に行かなければどっちも行けるなあ……。しかも今日はCSも重要だしラグビーの日本戦もあるし、いろいろ見たいものが多すぎる。
いろいろ迷ったが、まあチケット買っちゃったし、この会が終わってもラグビーは見られそうだしと当初の予定通りにこの会に行くことにする。昼の部と通しで行っても良かったんだけど、さすがに長いし苦手な人も出るので夜の部のみ。

一蔵さん、夜の部の出番が終われば呑むだけだからか一番バッターで。
やや時期はずれかと思うが今日は暑いからいいか。

つる子さん、昨日は仕事で群馬にいたらしく、この台風で電車が止まってしまいタクシーで戻ってきたそうな。しかも高速が閉鎖されていたために下道を使うしかなく、「こんなときに『速い俥屋がいれば』と思った」とのことで『反対俥』。
遅い俥屋が梶棒を上げる前の準備動作をルーティンのように延々と繰り返しているのがおかしい。

市弥さん、高砂やを都々逸の節回しで歌うときにはいい声。

音助さん、久しぶりに聴いたが相変わらず上手い。
煙草に火をつけずに叩いちゃう、というところでサゲ。

志の太郎さん、AIの落語家に弟子入りした見習いの噺。そう遠くない将来、実際に似たようなことが出てくるかも?

小太郎さん、舌が攣った七兵衛さんのジェスチャーが激しくておかしい。めちゃくちゃに声を出しているのかと思ったが、よく聞くとちゃんと毎回同じように話している。

竹千代さん、『古事記』の内容を落語にしたもの。落語よりも講談風かな?
有名な部分だけだったが、他の部分もあるなら聴いてみたい。

志ん松さん、三人集のメンバーとの思い出話をマクラに語るが、小辰さんとのエピソードが出てこないというイジりをする。エピソードどころか名前も出ず、「小辰だよ!」と小辰さんが乱入してくる。

笑二さん、和尚が盃で引っかからないのが面白い。
「転失気とはお盃のことでございます」「いやそれは違うだろ」「え? ……考えてたのと違う」「『転失気はありますが』と聞かれて『ない』と答えたら『薬で調合します』と言われたんだぞ。盃がないから薬を調合するっておかしいだろ」と理屈っぽいのは談笑一門だからか。しかしそれがおかしい。

楽一さん、リクエストで「三人集」を受け、本人たちを呼んでモデルを目の前にして紙を切る。横顔だが結構似てる。その後は「今日の出演者でリクエストありますが」とリクエストも出演者縛り。

小辰さん、トリネタらしく大きめのネタを。
相変わらず聴きやすい。
寄席サイズなのかややシンプルめ。

急いで帰ってラグビーを途中から見る。
日本代表おめでとう!
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