SSブログ

亀戸梅屋敷寄席 令和五年一月二日 [落語]

亀戸梅屋敷寄席 令和五年一月二日
於:亀戸 亀戸梅屋敷 藤の間

三遊亭けろよん『出来心』
三遊亭鳳月『初天神』
三遊亭鳳楽『替り目』
三遊亭兼好『粗忽の釘』
三遊亭全楽『ねずみ』

あけましておめでとうございます
7BFE5AF5-A063-4E1A-8259-BFC6F751653A.jpeg

昨年に引き続き、今年も梅屋敷寄席で落語初め。

けろよんさん、三ぼうの話から泥棒の噺に入る。
『間抜け泥』部分はカットし、『花色木綿』を経てちゃんと『出来心』まで。
最近は『出来心』まで行かないことが多いので珍しい。

鳳月さん、田舎出身で鍵をかけるという習慣がなく、正月に泥棒に入られて前座さんへのお年玉などが盗られたという。警察とのやりとりをマクラに話し、「けろよんにも『この中に入ってる倍額分の思いが詰まってんだぞ』って渡したんですよ。そしたらアイツ泥棒の噺やりやがって」と苦笑い。
「しかも師匠まで大笑いしてる。師匠ですけど、ビンタしてやろうかと思いました。悔しいから元を取るまでこのネタをマクラで話します」。なので詳細は高座でお聴きください。
噺は兼好師の型に近いか。なんだかんだで仲良し親子。

鳳楽師、噂ではいろいろと調子がよろしくないようなことも囁かれているようだが、今日聴いた限りではお元気な様子。頑張っていただきたいが、一門全体が高齢化してきているからなあ……。
おでんのタネのやりとりでサゲ。

兼好師、今年もよろしくお願いします。さすがに今年は昨年ほどは行けないとは思うけど……。
いつも正月はホテルでの仕事があるらしく、そこでは宿泊者向けの会のため、ほとんどが「他に行くところがないから行く」というような人ばかりで、なんの反応もないという。「今日みたいに平均年齢が若めで生体反応があるだけで嬉しい」。生体反応て。
さっきまでおかみさんに睨まれて「お前その目やめな。俺は褒められて伸びるんだから……」と萎縮しているのに、隣の家では「私たちは『赤い糸』じゃなくて『赤い腰巻きの紐』で繋がってるんだねって女房と話してるんですよ」と惚気る仲良しぶりにいつものように笑わされ癒される。

帰りにバッタリ兼好師に出会い、お年賀の手ぬぐいをいただく。やったぜ。
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:芸能

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。